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■奥秩父日記2■4-1


1.これで本当に休暇の終わり

本当の最終日 2004年9月21(火)


 はじめに断っておくが、今回は絶対に葡萄狩りをするつもりだった。
 最初の予定では山梨から入り、奥秩父でしょ。初日はまず葡萄狩りと決めていた。
 次の予定は東松山経由で山梨には寄れないことになったが、なんの秩父にも葡萄狩りのできる農園はいくつもある。前回苺狩りをし損ねたあしがくぼに行ってもいいしと思っていたが、まず初日は蔵の湯の後、真っ直ぐキャンプ場へ。二日目はイワナ調達や買い出しの関係から道の駅大滝温泉より先へは足を延ばさなかったし、三日目に至っては中津川彩の国ふれあいの森しか移動していない(所要時間5分)。
 最終日の今日、何が何でも葡萄狩りと思っていた。

 目が覚めると今日もいい天気だった。
 罪悪感がないとは言わない。
 とほほ。8時を過ぎたら小学校と幼稚園に電話をしなくては。


ごめんなさい先生、また学校を休ませてしまいました・・・ 最後に「赤ちゃん川」にさよならを


 子供たちは目覚めたらまず川岸へ。
 きっと今回一番楽しかったのは好き放題、川遊びをしたことだろう。

 のんびり朝御飯を食べて、のんびり後かたづけをしていたら、結局今日も11時近くになってしまった。昨日のみんなを笑えない。
 孤輪車を片づけていたらキャンプ場のご主人が「お茶飲んで行きなよ」と一言。
 こうして結局またまたのんびりしちゃうのよね。
 昨夜真っ直ぐに歩けないほどしこたま日本酒をご馳走になったパパが、今朝、酒代も払いますと言ったところ「いらねえいらねえ」と断られたらしい。なんて太っ腹なキャンプ場なんだ。

 また絶対に来ますと約束して、チェックアウト。
 吊り橋を渡って駐車場へ。
 今日から泊まるという学生なのか、若い男女が何人か入れ違いにキャンプ場の方へ向かっていった。
 



4-2.ほったらかし温泉に決定へ続く


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