子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイドGOGO地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > 道の駅 大滝温泉

■奥秩父日記2■2-4


4.道の駅 大滝温泉

 道の駅大滝温泉は彩の国ふれあいの森を除けば中津川から一番近い食事処になるだろうか。
 大滝村は面積こそ広いが大半が山地であり、東京の隣県、埼玉とは思えないような自然に囲まれている。椎茸、蒟蒻などが名産品であり、イザナギ、イザナミを奉る三峯神社が信仰の中心地だ。
 その大滝村の村営温泉が大滝温泉。
 道の駅大滝温泉には遊湯館という日帰り温泉施設があり、ここで入浴することができる。

 連休のなか日、道の駅は混雑していた。ほとんど満車に近い駐車場に車を停めて辺りを見回すと、すぐに赤いライダージャケットのだださんが見つかる。目立つ人だ。
 まずは食事と、一緒に併設の大滝村食文化センター郷路館に入ったが満席、だださんが遊湯館の中にも食事処が有るというのでそちらに行くことにした。
 遊湯館に行くなら食事より温泉が先と、まずはお風呂に行くことにする。


ここも混雑していたので写真は外観だけ こちらは休憩室


 子供たちのトイレなどで手間取っていたので、晶さんは既に入浴していた。
 ここは不思議なつくりで、男湯女湯それぞれお風呂が二階建てになっている。露天風呂はなくて、一階が桧風呂(といっても、桧なのは浴槽の縁だけだが)、地下一階が岩風呂になっている。階段で行き来できるのだが、浴室内に階段が付いているわけではないので、いったん体を拭かないと移動できないのが面倒だ。しかも両方に双子のように脱衣所が設置されていて、一瞬自分がいるのが一階か地下か判らなくなりそうだ。
 ちゃんと子連れでも使いやすいようにベビーベッドなども設置されている。

 先に目の前の桧浴場に入ろうとしたら、先に入っていた晶さんがカルキの臭いがすると言うので、岩風呂の方を見に行くことにした。
 岩風呂は桧より少し小さいようだ。桧にあった圧注浴のノズルもない。地下と言っても斜面に建っているので、それほど窓の外の景色も違わないように思われる。
 こちらはカルキ臭はしなかった。
 にゅるにゅるがかなり強く、ぬれたまま肌をこすると油分によるすべすべの感触も。昆布出汁のような臭いと油系の臭い。味も出汁の利いたミネラル塩味。それもかなりしょっぱい。色はほぼ透明。湯口の下で泡になるのは温泉成分によるものだと記載があった。

 晶さんは眠いと言ってすぐにあがってしまった。
 晶さんがいなくなってしまうと、子供たちももう一つのお風呂に行ってみたいと騒ぎ出す。結局あまりゆっくりできずにまた移動することになった。

 桧の浴室に戻り、こちらも入ってみた。なるほど少しカルキ臭がする。きっと圧注浴のお湯を消毒するためのものだろう。
 久しぶりににゅるにゅる度の高いお湯に入ってちょっと嬉しかった。

 お風呂の後は食事。
 ここの名物はいも田楽だが、今日はその気になれずカレーを頼んだ。パパは牛丼を頼んだが、こちらはほとんど子供たちに食べられてしまった。
 食事をしている間に、今夜一緒にキャンプする予定の紺碧七さんとばばちゃんさんが登場した。



2-5.赤ちゃん川誕生へ続く


奥秩父日記2 目次 | 子連れ温泉ガイド地熱愛好会HOME