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** ケアンズと森とビーチの休日 **

18.コーヒー農場の名はJAQUES(ジャイクス)




 




 なんとなく西部劇に出てくる町のようなマリーバの中心部をケネディハイウェイと共に右に曲がる。
 この道はケアンズ方面からは観光鉄道やスカイレールでアクセスすることができるキュランダに続く道だ。
 つい先日はこの鉄道、災害で休止していた。再開した後もしばらくはケアンズとは繋がらずキュランダ-バロン滝を往復したりしていたが、5月1日(あと数日だ)をもって元のコースが復活するらしい。
 もうひとつの交通手段スカイレールも5月5日から19日までメンテナンス運休予定だからぎりぎり間に合った。ゴールデンウィーク中にケアンズに来た人(私もか?)は焦ったことだろう。

 キュランダ方面に曲がっておよそ8キロ。エメラルドクリークを渡った先にコーヒー農場はこちらという茶色の表示板があった。
 私にとってケアンズのコーヒーと言えば、あちこちでちらしや広告を見かけるコーヒーワークスではなくて、何となく縁がある気がしてケアンズショーで買ったJaquesコーヒーだった。
 「もしかして同じところかしら。えーとね、確かジャックス・コーヒーって言ったかな。綴りはJ・A・C・・・」
 「違うところみたいですね」
 いや、きっと同じ所のような気がする。私の綴りの記憶が間違っているんだ。それにCとかKとかじゃなくてもっと別のアルファベットだったような・・・。
 入り口にJAQUES COFFEE PLANTATIONの看板。
 「ああやっぱりこれだ」
 「これはジャイクスと読みます」
 そうだったのか。ジャイクス・・・覚えておかなくちゃ。

名物 蟻塚通り



 「ここには雰囲気の良いカフェがあるんですが、他にも大きな蟻塚を並べた蟻塚通りって言うのがあって、ホント笑っちゃうんですよ。ばかばかしいんだけど、ある意味凄いなって」
 敷地のゲートをくぐるとwillieさんの言う蟻塚通りが見えてきた。
 普通、蟻塚はまばらに生えたユーカリ林にぽつりぽつりと点在していることが多い。
 ところがこの蟻塚通りは、まるで街路樹さながら道の脇にずらりとひとかかえもある大きな蟻塚を人工的に並べてある。
 庭石の代わりに蟻塚という感性がオージーだ。
 後でここにいた人に聞くと、農園にはフォークリフトがあるからそれで運んできたと。
 道の脇の札にはターマイト・アベニューと書かれている。そのまんまじゃん。

蟻塚通りを過ぎると何故かやけに綺麗な景色





3-19コーヒー農場のカフェでランチへ続く


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