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ケアンズの南を目指せ **ビーチ&ファームステイ**

14.Mt.ハイピパミー・ナショナルパーク




 うちの子供たちはドライブが嫌いだ。
 何度も後部座席から、
 「もうどこへも寄らないよね? もう真っ直ぐ帰るよね」と問いかけてきた。
 湖を見たり木を見たりしても全然面白くないと言うのだ。
 部屋へ帰って遊びたいらしい。
 あと少し、あと少しとごまかしながらここまで来た。
 あと一ヶ所寄ってから帰ると言っていたら、ついに二人とも寝付いてしまった。
 いつも思うけど、どうせ寝るならもっと早く寝ればいいのに。

 最後の観光スポット、Mt.ハイピパミー国立公園のザ・クレーターとディナーフォールズに着いたとき、すっかり後部座席は静かになっていた。

 例によってパパは「一人で行ってきていいよ」と言った。
 じゃ、交替で行こうと、まずはカメラを持って出発。
 ザ・クレーターには苦い思い出が。
 一昨年、パロネラパークアサートン高原をドライブして回ったとき、帰り道にこのクレーターを探して、結局何処にあるのかよく判らないまま素通りしてしまったのだ。
 そのときクレーターとはなんぞやと悩み、月面クレーターみたいなのがぼこぼこある光景を想像していた。
 今はアサートンの無料冊子などでとりあえずどんな感じのものがあるか知っている。
 二年越しの希望なのでぜひとも今回立ち寄りたいと思っていた。 


アサートンから南下する道

右今になって寝てしまったレナ

車窓の景色が少し変わってきた そして空も・・・
今日はめまぐるしく天気が変わる


 駐車場から歩き始めるとすぐに、カソワリー注意の看板が立っている。
 カソワリーというのは世界で三番目に大きい鳥。
 真っ青な頭部という派手さで、エミュー同様空は飛べない。
 北クイーンズランドの一部とニューギニアにしか生息していないという希少な鳥だ。
 こちらの動物園で見たことは何度もあるが、野生のものは滅多に会えないという。
 この辺りは出没率が高いのだろうか。
 カソワリー注意の看板には、ばったり出会ったらとにかく後ろに下がれとか、盾で防御しろとか物騒なことがイラスト入りで書いてある。
 出会いたいような、出会いたくないような・・・。


そういえば一昨年もこの近辺でキノボリカンガルー注意(車ではねないように)の看板を見たっけ
カソワリーは危険な鳥なんですね
この看板を見ると、邂逅したらどうしようとおろおろしてしまうかも





3-15.奇観ザ・クレーター


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