子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度 ★★★★☆ 泉質★★★★☆ 温度はぬるめの浴槽あり
- 設備★★★☆☆ 雰囲気★★★☆☆ ベビーベッドなし
子連れ家族のための温泉ポイント
まず「遊亀温泉」なのか、「新遊亀温泉」なのかという問題。道路に付き出している看板には「遊亀温泉」、入口の上部に取り付けられている看板には「新遊亀温泉」。
公式サイトと思われる株式会社遊亀不動産のサイトでは「遊亀温泉」、Googleマップで一般的に認知されているのは「新遊亀温泉」。いや、マジでどっち?どっちでもいいって?ええ~?
オープンと同時に入館して、撮影禁止かわからないけど誰もいなかったので、受付に撮影交渉している間に次々とお客さんが入ってきてしまったので、ここの画像はシンプルに外観のみ。そういうときもある。次回機会があればまた頼んでみよう。
ここは銭湯形式の温泉で、料金も銭湯料金、洗い場も銭湯っぽい。受付は番台になっている。たまたま今日はスタッフの人が座っていたが、通常はオーナーが座っていることが多いそう。
さっき入ってきた同経営のトータス温泉ともまた違った雰囲気。
脱衣所と浴室の間はガラスで仕切られ、お風呂は浴槽が"『"の字型で三つ。左奥が体感温度46度ぐらいと熱く、右が41度ぐらいとぬるめ。左手前は左奥の上から熱いお湯が、下の方の四角い穴からぬるいお湯が入ってきてブレンドされている。
浴室に足を踏み入れた途端に充満しているモール臭。さらに湯口近くではたまにふわっと臭素臭。厚みのないヌルヌル感が強い感触。濃い目の琥珀色。特に左奥の熱い浴槽が色が濃い。
味は甘くほのかな塩味。アワは多くはないが、わずかに白か茶色の湯の花。
ちなみに源泉は2本あり、それぞれ45.2度と25度。42.5度の源泉はそのまま左奥の熱い湯舟へ。ぬるい方はタンクで熱い源泉とぬるい源泉を足しているそう。
新遊亀温泉は常連さんたちがみんな親切だったことが印象に残っている。こっちが一番ぬるいよとか、もう上がるの?と世話を焼いてくれたり。
帰る時に番台の人にシャワーも全部温泉なのよと聞いて、「しまった、湯船のお湯で洗っちゃったよ」と言ったら、同じだからと笑われちゃった。
ところで夫は男湯で10年ここで番台を務めていたという人とおしゃべりしていた。今は引退してお客さんだと言う話だが、とても90代には見えない肌つやはきっと新遊亀温泉の効果に違いないと。