石和温泉 華やぎの章 甲斐路

華やぎの章 慶山のリーズナブル姉妹館

  • 所在地 〒406-0031 山梨県笛吹市石和町川中島1607-40 TEL 055-262-7373
  • 公式サイトURI http://www.kaiji.co.jp/
  • 泉質 アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉) 源泉名: 東文化開発協会 源泉井戸、山梨県企業局石和温泉管理事務所給湯口
  • 設備等 男女別露天風呂、男女別内湯、足湯、EV充電器など
  • 私がトラベルジェイピー旅行ガイドに寄稿した石和温泉 華やぎの章 甲斐路の記事 とにかくお安く石和温泉に泊まるなら!「華やぎの章 甲斐路」
[2017年12月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆  温度も泉質も特に問題なし
  • 設備★★★★☆ 雰囲気★★☆☆☆ 

石和温泉 華やぎの章 甲斐路 体験レポート

石和温泉 華やぎの章 甲斐路の外観
石和温泉 華やぎの章 甲斐路の外観

同じ石和温泉の華やぎの章 慶山の姉妹館。慶山が上げ膳据え膳のおもてなし、隅々まで人の手の行き届いたサービスが売りだとすれば、こちらの甲斐路はその反対。干渉されずにクールに放っておいてほしい、自由にやりたい、そのかわりに宿泊料が安いと嬉しいな、そんな人に向いた宿。

石和温泉 華やぎの章 甲斐路のロビー
石和温泉 華やぎの章 甲斐路のロビー

事実、外観は殺風景に見える。泊まり客も女性の支持が多い慶山と異なり、甲斐路は圧倒的に男性客が多いと言う。お手頃価格や一人旅でも泊まりやすいことから、出張などビジネス利用の人も少なくない。気に入って連泊する人もいて、中には毎月泊まりに来るお客さんもいるそうな。

甲斐路の客室 甲斐路の客室の窓際
石和温泉 華やぎの章 甲斐路の4階の客室

場所はもともと葡萄畑だった立地で、平成2年に一度リニューアルしているが、またぞろガタが来ている感じは否めない。ただ、ホテルのすぐ前は桜並木で、花の季節にはとても綺麗だそうだ。桜を見るなら2階の部屋が一番とのこと。一方、4階の部屋なら富士山が見える、距離があるので天気が良ければだが。

石和温泉 華やぎの章 甲斐路の内湯
石和温泉 華やぎの章 甲斐路の内湯

姉妹館の慶山との間は送迎バスが行き来していて、どちらかに泊まればもう片方のお風呂にも無料で入れてもらえる。使用している源泉は甲斐路と慶山では異なるので、両方入り比べてみるのもいいかもしれない。

石和温泉 華やぎの章 甲斐路の内湯
石和温泉 華やぎの章 甲斐路の内湯、角度を変えて

なお、甲斐路の源泉は独自源泉と共通源泉の2本。ミックスして内湯と露天の両方に入れているそうだ。

お湯は無色透明で硬さを感じる。きしつきとぺとつきがあり、どこか甘いにおい。内湯のお湯は高い位置から壁を伝わせつつ滝状に落としながら温度を下げるように入れている。

石和温泉 華やぎの章 甲斐路の露天風呂と内湯
左が露天風呂で右が内湯

逆に露天風呂は浴槽内から源泉を注入。こっちの方が熱めで深い。半分ほど屋根がある露天風呂だが展望などは特に無いタイプ。

石和温泉 華やぎの章 甲斐路の露天風呂
石和温泉 華やぎの章 甲斐路の露天風呂

取材を兼ねていたので清掃直後の一番風呂に入れてもらったのだが、清掃の責任者の方はきりっと背筋の伸びた女性で、綺麗に清掃することは心を磨くことという哲学の持ち主。このことだけではないけれども、華やぎの章のグループの考え方は、今の時代からすると遅れているように思えるかもしれないが、忘れてしまった日本の旅館の心意気というものが残されているように感じる。

石和温泉 華やぎの章 甲斐路の足湯
外国人宿泊客に人気という足湯

温泉以外の内容に関しては、トラベルジェイピーの記事に詳しく紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください。⇒ とにかくお安く石和温泉に泊まるなら!「華やぎの章 甲斐路」

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