子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ お湯は熱め、塩泉なので長湯に注意
- 設備★★★☆☆ 雰囲気★★★☆☆ 脱衣所にベンチあり
子連れ家族のための温泉ポイント
小野川温泉の旅館に宿泊すると、1,200円で3軒入浴可能!という「スマホで湯めぐり」というサービスが使える。でもどこも良さそうでどこがいいか選びきれない。というわけで、泊まった吾妻荘の女将さんにいくつかオススメを聞いてみた。
あそこもここもいいとたくさん教えてくれたが、その中で「やな川屋旅館」は、吾妻荘から距離敵に近く、あそこの露天風呂が好きなのと聞いて、最初に行ってみた。
がしかし、残念なことに露天風呂はこの時「清掃中」と玄関前に札が出ていた。ま、いいか。それはそれ、「やな川屋」さんに入る気分になっていたからそのまま立寄り入浴をお願いした。
「やな川屋旅館」には「斧川の湯(大浴場)」「こまちの湯(小浴場)」「露天風呂」と3種類のお風呂がそれぞれ男女別になっているよう。なかなかお風呂がいっぱいあるね。この時入浴可だったのは「芹川の湯」のみだった。
お湯は基本的に小野川温泉のどの宿でも熱く濃い協組4号泉とぬるめの協組5号泉を混ぜて使っている。例外的に4号泉のみをこだわって使っているのは「うめや旅館」(と、尼湯)だけと言われている。
当然こちらの「やな川屋旅館」でも4号泉と5号泉の混合泉なのだが、冬は4号7割、5号3割、夏は4号5割、5号5割と、混ぜる比率までオープンにしているのは、とても真面目だなぁと思う。今は冬だから4号7割だね。
お湯は透明。肌触りはぎっちりキシつく。においは薄い…と思ったら、湯口近くではゆで卵臭ぷんぷん。味は甘塩のゆてたまご味。
大きな羽のような白い湯の花がうようよと漂っている。温度は適温で、だいたい41~42度ぐらい。決して熱くはない温度なのに、この温まり方はどうだろう。ホント、小野川温泉のお湯は冬を吹き飛ばすぐらいに温まる。