銀山温泉 共同浴場 しろがね湯

隈研吾デザインの共同浴場

  • 所在地 山形県尾花沢市銀山新畑433  TEL 0237-28-2327
  • 泉質 含硫黄―ナトリウム―塩化物・硫酸塩温泉
  • 営業時間 9:00~15:30(最終受付15:00)
  • 入浴料 大人500円、子供200円
  • 設備等 男女別内湯など
  • 私がたびハピに寄稿した「銀山温泉 共同浴場 しろがね湯」が登場する記事⇒銀山温泉「能登屋旅館」宿泊記・雪の銀山温泉を訪ねて
[2022年1月のデータ 営業時間等は2022年12月のデータ]

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  • 温度★★☆☆☆  泉質★★★★☆  熱い可能性がある
  • 設備★★☆☆☆  雰囲気★★★★☆ ベビーベッドはない

銀山温泉 共同浴場 しろがね湯 体験レポート

雪の銀山温泉街
雪の銀山温泉街

銀山温泉の能登屋旅館に泊まって翌朝も雪景色。銀山温泉を発つ前に共同浴場のしろがね湯に寄っていこう。

しろがね湯の入浴券
しろがね湯の入浴券

このしろがね湯は、銀山温泉宿泊者は宿からチケットを出してもらえば無料で入浴できるが、営業時間が朝8時半(2022年12月現在9時からかもしれない)から夕方15時半までなので、チェックインしてからその日のうちに行くのはなかなか難しい。朝風呂に行く方が使いやすい。

しろがね湯へ
この道の先に「しろがね湯」があるはずと思って行きすぎてしまった

ちなみに宿泊しなくても大人500円で入浴できるが、以前2020年夏に日帰りで来た時にはしばらく休業していて入れなかった。

しろがね湯の建物
行き過ぎて振り返ったところ。道と崖の間の狭~いスペースに挟まるように「しろがね湯」があった

管理はおじさん一人で行っている。連絡先も固定電話を置いておらず、その管理人さんの携帯電話しかないという感じ。取材で訪問したが、管理人さんと相談の結果、掲載許可も能登屋旅館経由でお願いすることになった。

しろがね湯の看板
よく見たら「しろがね湯」って書いてあった

建物はとてもユニーク。あの隈研吾設計というからさもありなん。とても鋭角な細い三角形をしていて、最初は気づかず通り過ぎてしまったほど。

しろがね湯の階段
2階から1階を見下ろしたところ

男湯と女湯はまったくデザインが違う。ちなみに1階が男湯で2階が女湯。

しろがね湯の女湯
2階の女湯。三角の建物をそのまま活かした浴室

女湯は三角形の先端に湯口がありかなり熱いお湯が出ている。しかし手前の洗い場の近くからホースでじゃばじゃばと加水していて全体としては入りやすい温度に。

しろがね湯の加水
緑のホースから加水

なんでも観光客から熱すぎると言われるため、多めに水を入れているのだそうだ。うーん、でも大人なので水を止めたりせず、湯口の近くに陣取ることにした。この辺なら加水の影響が少ない。

しろがね湯の湯口
湯口は一番奥の三角の頂点の先端

銀山温泉のお湯は共同源泉で、各旅館に配湯する前にタンクに貯めているそうだが、この共同浴場は貯めずに直で浴槽に引き込んでいる。

しろがね湯の椅子と桶

そのためかとても鮮度の良い硫化水素臭と金属臭がする。自分は"削りたての硫黄"、"削りたての金属"みたいに表現しちゃうけどそんな感じ。味もゆで卵に甘じょっばさをプラスで美味しい。

しろがね湯のシャンプーとボディーソープ

お湯の濁りは薄く、緑色がかってはおらず僅かに白。たまにふわふわとした小さい茶色い湯の華があり、肌の上で僅かなとろみを感じる。

しろがね湯の男湯
こちらが男湯

男湯は湯口が高い位置にあり、壁を伝わせてお湯が落ちてくるようになっていたそう。ちなみに男湯の方が源泉投入量が多いのは、地元の人が熱いのを好むからだそうだ。

しろがね湯の男湯の湯口
男湯の湯口

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