羽根沢温泉 加登屋旅館

日本有数のぬるぬる温泉の旅館

  • 所在地  山形県最上郡鮭川村中渡1312 TEL 0233-55-2525
  • 泉質 含硫黄―ナトリウム―塩化物・炭酸水素塩泉 温泉地名:羽根沢温泉
  • 設備等 男女別内湯
  • 入浴料 大人300円、子供100円
  • 日帰り温泉受付時間 8:00~20:00
  • 公式サイトURL http://hanesawaonsen-katoya.com/
[2022年1月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 温度★★★★☆  泉質★★★☆☆ とても滑りやすいので子連れは要注意
  • 設備★★★★☆  雰囲気★★★★☆  脱衣所にベビーベッドあり

羽根沢温泉 加登屋旅館 体験レポート

加登屋旅館の外観

羽根沢温泉に泊まろうと考えた時、3軒の宿のうち「加登屋旅館」を選んだのは夫が希望する喫煙室があったから。松葉荘は客室禁煙で、紅葉館はこのとき休業中だった。

加登屋旅館の館内

ここは3軒の宿の真ん中に建ち、一軒あけて隣に同名の食堂もある。

加登屋旅館の玄関

お風呂はとてもユニークな形。八角形の浴室を真ん中に壁を設置して男女別に分けている。浴槽も多角形の窓に沿った形で、中央の島の部分に洗い場が作られている。文字で説明してもわかりにくいので、画像を見てほしい。

加登屋旅館の脱衣所
脱衣所

といっても画像も冬で浴室内は湯気もうもうなんだけど。

加登屋旅館の浴室
浴室

いろいろ古びていてレトロ感があるけれど、浴槽の形や洗い場のデザイン、そして男湯との境にあるステンドグラスがとても洒落ている。浴槽自体は男湯と女湯がつながっている。

ステンドグラス
男湯との境はステンドグラスが
羽根沢温泉

宿のご主人に夫が「にゅるにゅるする温泉が楽しみです」と言ったら、「えっ?」と怪訝そうな顔をされた。そして普段入っているとよくわからないねぇと言われた。

加登屋旅館の客室
客室
客室の縁側

私は羽根沢は「にゅるにゅる」というより「ぬるぬる」だと思うんだけど、それでもご主人の返答を聞いたときには、昔来た時にぬるぬるしたのは思い違いだったのかと不安になった。

加登屋旅館の夕食
夕食

でも入ってみたらやっぱり日本有数のぬるぬるする温泉だったよ。間違いない。本当にぬるぬるするって。

加登屋旅館の朝食
朝食

華やかな石油臭が揮発してくるお湯で、お風呂から上がってもまだぬるぬるしている。そしてその後、塩分によるちりちりとした感触が足に感じられて、肌はつるつるになっている。

加登屋旅館のロビー

加登屋はほどほどに気楽な宿で、ただ一つを除いて不満はなかった。そのただ一つとは、冬なのでとても足が冷えたことだ。お風呂に入った後はいいんだけど、それ以外の時間は底冷えがしてスリッパをはいてもどんどん足先が冷える。次にまた冬に泊まる機会があるなら、何か対策を考えねば。