子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★☆☆☆☆ 泉質★★★☆☆ お湯はかなり熱いので注意
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★☆☆☆ 脱衣所にベビーベッドあり
子連れ家族のための温泉ポイント
夕食後は夫も一緒に共同浴場に行ってくれることになった。
さっき湯之里は入ってきたから残りは二つ、正面湯と下の湯。
明日の朝は正面湯近くの温泉神社で行われる朝市に行くつもりで、そうすると他の観光客も同じことを考えて朝は正面湯が混むかもしれないから、夜のうちに行っておこうと提案したのは夫。
・・・というわけで行き先は正面湯に決まった。
しかし湯田川温泉といい、あつみ温泉といい、なんで共同浴場の名前が「正面湯」なんだろう。何の正面なんだろう。源泉? 神様?
まだ雨は降っていて辺りはもう真っ暗。正面湯は東屋旅館から一番近い共同浴場になる。
外観は湯之里公衆浴場と違って、いかにも共同浴場らしい作り。
脱衣所にはベビーベッドあり。浴室にはシャワーが二つあった。
おばあちゃん二人と親子一組が入ってきた。ちっちゃい子が誰か上がる度にお休みと言ってハイタッチしてあげる姿がかわいくてしょうがない。自分が上がる時にも私にハイタッチしてくれたよ。
ここのお湯は少し薄い白濁りに見える。でもなまっているわけじゃない。
すんごく熱くて入るのにためらうほど。でも入るぞー。
源泉は二段になったところを伝って温度を少し下げて湯船に落ちてくる。
水の蛇口もあって、熱ければ水を入れるように書いてある。
甘い石のにおい。きしつきは里の湯よりは薄いように感じるがそれなりにある。
熱すぎるのもあって長くは入れない。上がって休んでも冷える気がしない。
湯上りはわりとさらさらしているが、とにかく温まりが引かない。肌はすべすべになる。
湯田川であつみは熱くて肌がぴりぴりすると言っていて、酸性でも無いのにぴりぴり?と思っていたけどわかるような気がする。
湯田川を尖らせたようなところがある。
夫は先に帰ってしまったので、一人でのんびり歩いて宿に戻る。
雨は小降りになった。道を歩いている人は誰もいなかった。