子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ 滑りやすい泉質なので注意
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★★☆☆ 家族湯あり
子連れ家族のための温泉ポイント
湯の峰温泉の公衆浴場というと、圧倒的に世界遺産に登録されている「つぼ湯」が有名だけど、「つぼ湯」の受付をする公衆浴場の建物内にも浴室があり、「つぼ湯」とは別源泉。「つぼ湯」に入浴すると、こちらの「一般湯」または「くすり湯」のどちらかにも入れる。
「一般湯」と「くすり湯」は源泉は同じ。では違いは何かというと、「くすり湯」は源泉100%だが、「一般湯」は加水して万人が入りやすいようにしていると。あと「くすり湯」ではシャンプー・石鹸は使えないが、「一般湯」にはシャンプー、ボディーソープの備え付けがあるそう。
単独で入るなら入浴料も違う。「一般湯」400円、「くすり湯」600円だ。でも「つぼ湯」800円に入ったらどちらか片方が無料で入れるなら、「つぼ湯」に入った私たちにとっては料金の差は関係ない。
これは「くすり湯」一択。だって非加水なんでしょ?というわけで「つぼ湯」から上った後は「くすり湯」へGO!
「湯の峰温泉 公衆浴場」は2022年4月23日にリニューアルオープンしたばかりとのことで、建物はピッカピカ。もちろん浴室もピッカピカ。
建物の屋根の下に入ると、まず3つのドアがある(ゲーム画面か?)。「男湯」「女湯」「くすり湯・家族湯」の3つ。
ちょ、「男湯」「女湯」じゃなくて、まずこっちに「一般湯」って書いてくれと思いながら「くすり湯・家族湯」のドアを開けると、さらに「男湯」「女湯」「家族湯」の3つのドアがある。だぁからぁ…。
ここで「女湯」を選んで、やっと「くすり湯」の「女湯」に到着。脱衣所は冷房が良く効いていて、炎天下から移動してくると生き返るようだ。
ちなみに「くすり湯」も74.5度の源泉そのままではなく、冷ましてから入れているようで浴槽内は43.7度とごく適温だった。
わずかに濁りがあるが、色はほぼ無色透明。つぼ湯よりもトロミがあり、少しにゅるにゅると感じてからヌルヌルしてくる感じ。においは淡いが焦げ臭にゴム臭。湯口からは淡いゆで卵臭も感じられた。
水の樽もあるけど妙にぬるくて水じゃない。「くすり湯」には加水はしないはずだから、何か熱交換的に使ったものなのか?掛け湯にするには温度が低すぎる気がするし、でもやっぱり掛け湯用かな?