子連れ家族のための温泉ポイント![]()
- 湯温★★★★☆ 泉質★★★★☆
- 設備★★★★★ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベビーベッドあり
子連れ家族のための温泉ポイント![]()

驚いたのはバス停の真ん前だったから。バスを下りたら目の前が赤尾館。これは便利だ。


世界遺産の五箇山が近い。でも決して温泉は多くないぞ。もともとニフティ温泉の取材で桜ヶ池クアガーデンに泊まることになっていたが、せっかく富山県まで行くのだからと自腹で一泊追加した。言っては何だが、仕事では1泊だったのに、結局2泊3日の滞在中、ほぼニフティ温泉の取材をびっちり行ったので、むしろ自分としては出血大サービスなぐらいだ。

とはいえ、追加した赤尾館での一泊分の夜だけは、自分のための時間に使えたといってよい。そう、ここは本当に良い宿だった。いろいろ感激した。温泉は…まあ運び湯だけれども、温泉の少ない五箇山で温泉に泊まれたというだけで御の字だ。




まず、五箇山の中でも世界遺産に登録されている相倉(あいのくら)集落まで送迎してくれる。チェックインしたら、行きます?と女将さんに聞かれて、いいんですか?と言ったらどうぞどうぞとすぐに車で送ってくれた。

送ってくれただけでなく、じゃあ何時にと、帰りまで迎えに来てくれた。本当にありがたい。

しかもそれだけじゃないのだ。朝食付きで泊まった私に、そのまま夕食スポットまで車に乗せてくれた。近くの道の駅上平のいわなという寿司屋だ。帰りはさすがに歩いて帰った。

で、温泉だ。先ほども書いたようにローリーしているので、加水循環。鮮度とか野暮なことはいわない。お湯は無色透明で、カルシウム成分が多めなので滑らずキシつく肌触り。においは塩素消毒臭。これは仕方ない。


昭和のイメージのタイルの壁で、お湯は溜め湯に近いが、減って水位が下がると自動で湯口から熱いお湯を差し湯するシステム。このほかに浴槽の底からは常に適温のお湯が出続けている。


女湯より男湯の方が少し広いそう。



夜は女将さんがホタルが見えるかもしれないというので、道を渡ってみた。驚くことに、道を渡った先の空き地のようなところにホタルがたくさんいた。幹線道路沿いなのに、こんなにホタルが見られるとは!

ちょうど雨上がりの夜だったのが良かったのかもしれない。季節的には今年は今日で見ごろは最後じゃないかという話しだった。なんてラッキー。


翌朝は向かいの岩瀬家住宅を見学した。ここは世界遺産エリアからは外れているが、国内最大規模の合掌造り家屋。なんと木造5階建て!めちゃめちゃ見ごたえがある。

最後に赤尾館の源泉のこと。いったいどこから運んでいるのだろうと思って聞いてみた。すると、世界遺産の菅沼集落の外れの小瀬というところに、もとユースホステルだった合掌造りの建物、県指定羽馬家があり、そこが湯元なのだという。
分析書の源泉名は越中五箇山小瀬羽場温泉、女将さんは口頭で「はば温泉」と呼んでいて、湯元の建物は羽馬家、羽場と羽馬では漢字は違うが…。

羽馬家はもうユースホステルは廃業してしまって、今は何もしていないところだというが、それが羽場温泉で、もしかしたらここの温泉は、世界遺産の中で湧いているのかな。そう考えるとかなり貴重かも。
