裏見ヶ滝温泉[八丈島]

驚異のジャングルクルーズ風呂、水着混浴のワイルド露天風呂

  • 所在地 〒100-1623 東京都八丈町中之郷1246 TEL 04996-2-1121
  • 公式サイトURL http://www.hachijo.gr.jp/html/onsen.html(八丈島観光協会サイト内)
  • 泉質 ナトリウム―塩化物強塩泉 源泉名 中之郷尾越温泉
  • 日帰り温泉営業時間 10時~21時
  • 定休日 年中無休
  • 入浴料 無料
  • 設備等 混浴露天風呂、温泉スタンドなど
  • 備考 必ず水着を着用してご利用下さい。石けん・シャンプーの使用は禁止です。
  • 私が旅行ガイド<たびねす>で八丈島の温泉を紹介した記事 東京とは思えない絶景露天風呂から激シブまで!八丈島の温泉全ガイド
[2016年12月のデータ ただし営業時間、入浴料等は2017年1月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 湯温★★★★☆ 泉質★★★☆☆  塩分が濃いので長湯に注意
  • 設備★★★☆☆ 雰囲気★★★★★ 脱衣所を夫婦で使えるので配偶者のサポートを期待したい

裏見ヶ滝温泉[八丈島]の温泉動画【22秒・無音】

裏見ヶ滝温泉[八丈島] 体験レポート

裏見ヶ滝温泉の看板 裏見ヶ滝温泉の下駄箱
裏見ヶ滝温泉の看板と下駄箱

 「ワイルドすぎぃ!」思わず感嘆の声が出る。八丈島に行ったら話のタネにでも入るべき温泉。なんたって度肝を抜くロケーション。日本とは思えない。しかも住所は東京都だし。ジャングルクルーズの世界かと思っちゃったよ。

 道路わきに看板があり、その看板の後ろに下駄箱が置いてある。「ここで靴を脱いでください」って書いてあるけど、まるっきり外だよ。ここで靴を脱いで、あとは裸足で行くの?

裏見ヶ滝温泉の露天風呂に至る階段
下駄箱から露天風呂に至る階段

 裸足ではちょっと足の裏が痛い階段を降りると、もういきなりお風呂がドーンとある。なんじゃこりゃあ!亜熱帯の木々が生い茂り、手すりから下を見下ろせば、小さな滝まであって水が落ちていくのが見える。誤解の無いように書いておくけど、裏見ヶ滝はお風呂から見えるこの滝じゃなくて、ここから徒歩5~6分離れた所にあるよ。5~6分と言っても階段と滑りやすい小径だから歩きやすい靴で行った方がいい。滝は小さいけど裏側が歩けるよ。

裏見ヶ滝と遊歩道 裏見ヶ滝
こっちは裏見ヶ滝温泉じゃなくて、景勝地・裏見ヶ滝の写真。両方ともクリックで拡大。

 話を温泉の方に戻して・・・ここはお風呂も混浴だけど、脱衣所もひとつだけ。中から鍵を掛けられるようになっているので順番に使えということらしい。それに下駄箱の前の道を渡ればそっちにトイレがあって、そのトイレには男女別の更衣室があると張り紙があった。水着着用の温泉だから、そっちで着替えて来た方が無難かもしれない。露天風呂と脱衣所の作りからして、足元はびしゃびしゃになりやすいので、ちゃんと上の下駄箱で靴を脱いできて正解だ。

裏見ヶ滝温泉
裏見ヶ滝温泉

 お湯の温度はちょうどいいぐらいだった。湯口の所も触れる程度でそんなに熱くない。
 緑色の濁りは少し渋めな色合いで、するするとすべる手触りが嬉しい。強塩泉なので傷には沁みた。味はとてもしょっぱいが、雑味が多く海の味に似ている。
 水着を着ていることと、ロケーションが凄すぎることから、源泉掛け流しだけど相対的にお湯自体の印象は薄くなりがち。体が浮きそうになることからは、塩分の濃さが感じられる。

裏見ヶ滝温泉から見下ろした景色
裏見ヶ滝温泉の縁から下を見下ろしたところ。右手に滝が。

 冬で風が強い日だったので上がろうとすると寒い。それでなおさら長湯してしまう。湯上りは肌に何かコーティングしたようなつるつる感あり。服を着て、改めて凄いところにお風呂を作ったなと感じた。

裏見ヶ滝温泉の露天風呂 裏見ヶ滝温泉の浴槽と脱衣所
裏見ヶ滝温泉。脱衣所の小屋が写っている画像はクリックで拡大。

 最後にまた写真を撮っていると、お湯の温度をチェックしに管理の人がいらした。地元のボランティアの方だそうだ。八丈島の温泉でも、この裏見ヶ滝温泉と洞輪沢温泉は無料で利用できるが、管理は自治体が行っているし、こうした地元のボランティアで成り立っている部分もある。有料の温泉以上に気を遣って感謝して入浴したい。

裏見ヶ滝温泉の脱衣所 裏見ヶ滝温泉の温泉スタンド
裏見ヶ滝温泉の脱衣所と温泉スタンド

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