洞輪沢温泉[八丈島]

八丈島の激シブ系、マニア必浴の無料温泉

  • 所在地 〒100-1622 東京都八丈町末吉無番地 TEL 04996-2-1121
  • 公式サイトURL http://www.hachijo.gr.jp/html/onsen.html(八丈島観光協会サイト内)
  • 泉質 カルシウム・ナトリウム―炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩温泉(低張性弱アルカリ性温泉) 源泉名 洞輪沢温泉
  • 日帰り温泉入浴可能時間 9時~21時
  • 定休日 月曜日
  • 入浴料 無料
  • 設備等 男女別内湯
  • 備考 シャンプー・石鹸使用不可、水着・ウェットスーツを着用したまま入浴しないでください
  • 私が旅行ガイド<たびねす>で八丈島の温泉を紹介した記事 東京とは思えない絶景露天風呂から激シブまで!八丈島の温泉全ガイド
[2016年12月のデータ ただし営業時間等は2017年1月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 湯温★★★★★ 泉質★★★★☆  お湯はぬるめ、泉質も問題なし
  • 設備★☆☆☆☆ 雰囲気★★☆☆☆ 脱衣所は狭く赤ちゃん向けの設備は特にない

洞輪沢温泉[八丈島]の温泉動画【21秒・無音】

洞輪沢温泉[八丈島] 体験レポート

洞輪沢温泉遠景 洞輪沢漁港と洞輪沢温泉
洞輪沢漁港の一角に建つ洞輪沢温泉。画像は両方ともクリックで拡大。

 青い外壁が昔は綺麗でお洒落だったのかもしれない。小さな漁港の一角に建つ洞輪沢(ぼらわざわ)温泉、そこが温泉だと知らない人には絶対に何の建物なのか判らないだろう。

 伊豆諸島の離島、八丈島には足湯きらめきを含め7ヵ所の温泉施設がある。そのうち4ヶ所は八丈町営で有料(安いけど)残りは無料で開放されている。中でも洞輪沢温泉は、その渋い佇まいとざばざば非加水源泉掛け流しなところがマニア受け。もちろん近くにサーフィンスポットの汐間海岸や海水浴場の洞輪沢海岸、ダイビングスポットなどがあるから、海で遊んだ帰りに寄る人も多い。石けんやシャンプーは使えなくてもシャワーで塩水を落としてあったまって帰れるのはありがたい。しかも無料ときた。

洞輪沢温泉の入口 洞輪沢温泉の脱衣所
洞輪沢温泉の入口と脱衣所。入口の画像はクリックで拡大。

 ここは昭和58年度の自治宝くじ助成施設で 末吉の自治会が管理運営している。

 脱衣所は狭いが簡易とはいえ鍵付きのロッカーがあるのがいい。面白いのは数取器(カウンター)があることで、常時管理人がいるわけではないので入浴者の人数把握のために設置してある。入ったら一回、回すこと。ちなみに私は朝一番に来たので数字はゼロが並んでいた。

洞輪沢温泉のカウンターと注意書き 洞輪沢温泉のカウンター
洞輪沢温泉脱衣所の入浴人数把握のためのカウンター

 浴室は意外と広く、シンプルな長方形の浴槽も10人ぐらい入れそう。壁側中央にパイプの湯口があって、お湯の中、表面近くにボコボコとガスと一緒に源泉が注入されている。男湯は湯口が二ヶ所にあったというが、女湯は写真の通り一ヶ所。
 お湯はすりガラスのようにごくごく淡い濁りがあるが、ほぼ無色透明。緑がかった強塩泉ぞろいの八丈島の温泉の中で、唯一あまり塩っぽさが無く、傷が沁みないのは助かった。

洞輪沢温泉の浴室と浴槽
洞輪沢温泉の浴室

 肌触りはカルシウムのきしきし感が強い。ほの甘い味と甘いにおい。ぬるめ適温で、浴槽の縁からざばざばと掛け流されているのが小気味よい。床は成分でお湯が流れるところを中心に黒っぽく染まっている。

洞輪沢温泉の浴室 洞輪沢温泉の湯口
洞輪沢温泉の浴室全体と湯口。浴室全体の画像はクリックで拡大。

 上がった後、温度が低い分最初は少し涼しかったが、さっぱり感があり、後から体の中からぽかぽかとしてきた。
 洞輪沢漁港の先にも海沿いに道が続いていたので少し走ってみたが、すぐに行き止まりになり、汐間半島先端の小岩戸ヶ鼻と飛沫を上げる荒波が行く手を塞いでいた。

汐間半島と小岩戸ヶ鼻
小岩戸ヶ鼻。画像はクリックで拡大。

近隣の子連れ遊び場情報

  • えこ・あぐりまーと・八丈島地熱館
  • 洞輪沢海水浴場