子連れ家族のための温泉ポイント
- 湯温★★★★☆ 泉質★★★★☆ ぬるめ浴槽有り
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★★☆☆
子連れ家族のための温泉ポイント
荻窪 なごみの湯の特徴は、
1. 都市中心部の駅チカで23時間営業。
2. ヒーリングスパ(岩盤浴)のバリエーションやロウリュウに力を入れている。
3. 高アルカリ泉の天然温泉を導入(奥多摩の日の出町から毎日ローリーする)。
この3点ではないかと思う。
そして入館料2000円弱というのは、それだけ見るとちょっと高いように思えるが、ヒーリングスパのオプション料金を払って利用すれば、これ、実はかなりリーズナブルなんじゃないかと思う。ラグジュアリー感を上げた東京ドームシティの「スパラクーア」ばりの充実度だから。マジで。
ニフティ温泉の取材で行ってきたので、全体はこちらの記事「新宿から10分の「なごみの湯」につるつる美肌の温泉が登場!熱風隊のロウリュウも見逃せない」で読んでもらうとして、ここでは使い切れなかった画像を中心に紹介していこうと思う。
最初に言及しなきゃならないのはやっぱりロウリュウだろう。ここのロウリュウは職人技。特に熱風隊隊長のロウリュウはパワフルで効きが違う。トルネードォォォォ!
館内放送でこの人が担当しますと流れると、どっと「ロウリュウドーム 黒龍」の人口密度があがる。
しかもサウナの後にいろんな日常でのアドバイスなんかもしてくれて、隊長の面倒見と盛り上げ方には本当にファンが多いのだ。
他のスタッフも鍛錬を積んでいるので、マジで「荻窪 なごみの湯」に行ったらロウリュウを体験すべき。
次はヒーリングスパのお部屋を一つずつご紹介。中央に「ヒーリングパティオ 琥珀」という部屋があって、そこから放射状に他の岩盤浴ルームに移動できるというイメージ。
ここは岩盤浴の休息ルーム「ヴィヒタズフォレスト」。スマホの持ち込み可。クッションはYogibo(ヨギボー)で快適なのだ。ここも「月虹」のチェアベッド同様、一度座ると二度と起き上がれないとのうわさも…
ヒーリングスパエリアの紹介は以上。
次は温泉の話。荻窪 なごみの湯の天然温泉は露天のみ。内湯と脱衣所は共通だが一度中を通る必要あり。
実は2019年11月までは高井戸の黒湯を引いていた、高井戸温泉うつくしの湯みたいなお湯。それを2019年12月から日の出つるつる温泉に切り替えた。
私はてっきり湯量が減ったとかそういうネガティブな理由で切り替えたのかと思ったが、全然違った、逆にもっとポジティブな理由。
つまり都心部には褐色の強塩泉が多いから、どうせなら近所で入れないような違うタイプのお湯を引こうぜって話。
それでスタッフはいろいろな温泉を2年もかけて回って、これだと決めたのがpH10.1のつるつる温泉。女性に「美肌温泉だ」とアピールしたいと。
実際に入浴してみると、無色透明のお湯はつるつる感が残っている。露天風呂のポスターには、日の出つるつる温泉からお湯を引いていることだけでなく、「ぜひつるつる温泉にも足を運んでみてください」の一言と現地へのアクセスが書かれていて、思いやりにあふれているんだよなぁ。