子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質 ★★★★☆ 温度は適温、塩泉なので長湯に注意
- 設備★★★★★ 雰囲気★★★★☆ 男湯女湯ともに内湯にベビーベッド・ベビーバスあり
子連れ家族のための温泉ポイント
2023年8月にリブランドオープンした「YAOYA那須塩原」は、まだ「大江戸温泉物語かもしか荘」だった2016年に立ち寄り入浴したことがある。なお今回はリブランドオープン時の内覧会試泊取材に参加させてもらった。源泉はかもしか荘時代と同じだそうだが、この時点では分析書の掲示は間に合っていないということで確認することはできなかった。
なお、かもしか荘時代の源泉は「町営鹿股2号」だったが、この時受けた印象だと、源泉名は「福渡源泉」に変更するようなことを言っていた。本当にするのかはわからないが。
展望露天風呂は加熱掛け流し。においは塩素臭もあるが、これはしかたない。環境保護のためにシャンプー、ボディーソープの利用は禁止していて、体や髪を洗う時は階下の大浴場内湯で洗ってきてほしいとのこと。
パッと見、露天風呂のお湯は茶色く見えるが、それはあくまでも浴槽内の色で、実際のお湯の色はごく薄い黄色かほぼ透明といってよい。少し滑りつつ、しっとりとした肌触り。
湯口はお湯の表面ギリギリの高さだが、鼻を近づけると金属臭あり、離れると弱いモール臭のようなものに変わる。茶色っぽい湯の花もあり、お湯の流れる所は金属的な茶色に染まっている。
大浴場の内湯女湯は大小の浴槽があり、小さい方はサウナの前にあったのでてっきり水風呂かと思ったら違った。普通にお湯のお風呂。聞いてみるとかもしか荘より前の公共の宿だった時代には水風呂だったようだが、かもしか荘になってからは宿泊規模の人数に合わせて温泉のお風呂に切り換えたそう。だから大小二つの浴槽は同じお湯が使われている。
なら温度でも変えたらいいのにと思うが、本当に何も変わらない。ちなみにこの内湯の方は循環式のようだ。露天と違って湯の花も見当たらず。
とはいえ、大きい浴槽の湯口から出ているお湯はいい。ここが展望露天風呂も含めたこの宿で一番いいお湯な気がする。はっきりとした金属臭に甘塩味。
宿に確認した所、内湯の大きい浴槽は湯口から源泉を入れて浴槽内で加水加温循環しているとのこと。
シャワーはシンプルなシャワーヘッドとリファのヘッドが交互に。ドライヤーはダイソン。このあたりはとても豪華だ。
サウナはそれほど熱くなく、前述のように水風呂も無かったが、男湯は浴槽1つだけで、サウナ用水シャワーがあったそう。
お風呂についてはだいたいこんな感じだが、オールインクルーシブでお部屋やラウンジの飲み放題などはとても満足度が高かった。食事もビュッフェ式で、TAOYAブランドなので品質にこだわっている。