武雄温泉 元湯

明治時代に作られた武雄温泉の公衆浴場

  • 所在地 佐賀県武雄市本町7425 TEL 0952-23-2001
  • 泉質 単純温泉(低張性弱アルカリ性低温泉) 源泉名: 武雄温泉 第5号源泉、第6号源泉
  • 営業時間 6:30~24:00(受付は1時間前まで)
  • 入浴料 大人450円、3歳~小学生220円
  • 設備等 男女別浴室(敷地内に別途、殿様湯などの貸切風呂もある)
  • 公式サイトURL http://www.takeo-kk.net/spa/001331.php
[2020年10月のデータ ただし入浴料、営業時間等は2021年8月のデータ]

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  • 温度★★★★☆ 泉質★★★☆☆  あつ湯とぬる湯あり、滑りやすい泉質なので注意
  • 設備★★★☆☆ 雰囲気★★★☆★☆ 脱衣所にベビーベッド代わりになるベンチあり

武雄温泉 元湯 体験レポート

武雄温泉の楼閣
武雄温泉のシンボル 楼閣

武雄温泉は山の中ではなく町中にある温泉地で、シンボルである龍宮城のような楼閣の前に旅館が集まり、温泉街らしささを作り上げている。国道を挟んで反対側に御船山がそびえ名勝・御船山楽園もその麓に広がっている。

御船山楽園のチームラボ かみさまがすまう森
ついでだから御船山楽園のチームラボ「かみさまがすまう森」

楼閣の中には複数の公衆浴場、貸切湯があり、重要文化財に登録されている昔の公衆浴場であった武雄温泉新館がある。この古いのに新館なる建物は、既にお風呂としての役目を終えて、今は無料で見学できる資料館・ミュージアムとして存在している。

武雄温泉新館の五銭湯浴室
これは武雄温泉元湯ではなくて、武雄温泉新館で見学できる昔の浴室(五銭湯浴室 男湯)

さて、楼閣の中の複数のお風呂だが、前日の夕方に貸切湯の殿様湯に入浴した。それで今朝は違うところに入ってみようと、今度は元湯にやってきた。

武雄温泉元湯や蓬莱湯の入口
元湯や蓬莱湯の入口

ちなみに源泉は殿様湯やその他の公衆浴場と同じ武雄温泉5号泉と6号泉のミックスを使っている。楼閣の中には料金も設備もさままざまなお風呂があるわけだが、源泉はみな共通というわけだ。

武雄温泉元湯と蓬莱湯の券売機
元湯と蓬莱湯の券売機

その中で元湯は一番共同浴場っぽいお風呂なのではないだろうか。明治9年に完成したというレトロな風情が売り。昭和な雰囲気だという蓬莱湯と並んで入浴料は大人1人450円とこの中では一番安い。

武雄温泉元湯の館内
館内

脱衣所から階段を下りて入る作り。脱衣所の窓からも浴室全体が見渡せる。洗い場にはシャンプーとボディーソープの備え付けがあり、浴槽はぬる湯とあつ湯に仕切られている。

武雄温泉元湯の女湯暖簾とロッカー
女湯の暖簾とコインロッカー

左側の大きい浴槽がぬる湯。41.5~42.5度程度。右側の少し狭い浴槽があつ湯。42.5~43.5度程度。

秀吉公温泉掟書

ぬる湯の方でも体感温度は43度近くある。ここに入ってからあつ湯へ移動したが、それほど温度の差は感じなかった。ちょっとばかり熱いかなくらい。

武雄温泉元湯の男湯暖簾
元湯の男湯暖簾

肌触りはとろみがあり、にゅるるんとした感じは昨日の殿様湯よりは弱く感じる。無色透明でにおいは左右違う。左は沢水のようなにおいがして、右は殿様湯のように淡い甘いにおい。つまり右のあつ湯の方がいいにおい。

武雄温泉元湯の待合スペース
あのすりガラスの中が浴室

どちらも同じ源泉を使っているはずだが、ぬる湯は加水せず、タンクにためて冷ましてから浴槽に注いでいるそう。においの変化はそこから来るものなのか。

武雄温泉元湯

武雄温泉のお湯は湯上りにやけに足がちりちりするんだよな。単純泉なのに塩化物泉みたいな肌の反応。

武雄温泉の暖簾

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