子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★☆☆☆ 泉質★★★☆☆ かなり熱い、滑りやすい泉質なので注意
- 設備★★★★★ 雰囲気★★★★☆ 貸切風呂なので問題ない、休憩室付き
子連れ家族のための温泉ポイント
武雄温泉のイメージは赤い楼閣とハーリキンチェックの貸切風呂。
そう、白黒ハーリキンチェックのお風呂は殿様湯という名前。ガイドブックやパンフレットでよく見かける。なんとなく既に見学用のお風呂になっていて入れないように思っていたが、ちゃんと現役。
しかし、3,600円という金額は我が家的には高い(平日でも3,300円)。1室あたりの値段だから、グループで入ればそれなりに下がるけど、夫婦旅行だからそうもいかない。一人当たり1,800円という計算。
しかしここで強い味方が。GOTOトラベルの一部は宿泊料の割引ではなく現地で使える商品券扱いとなる。ちょうどここに3000円分のクーポンがあるではないか。我が家としては食事をしたりお土産を買ったりするより貸切風呂、これが正しい使い方だと思うのだ。
殿様湯はもう一つ隣に家来の分、家老湯というのがあって、両方とも貸切だから予約でいっぱいだったら入れない。それで受付で聞いてみたところ、15分後に空きがあると!
それなら宿の夕食時間にも間に合うしちょうどいい。何から何までおあつらえ向き。15分の待ち時間は隣接する「武雄温泉新館」を見て過ごすことにした。「武雄温泉新館」は辰野金吾が設計した、大正時代建設の当時の公衆浴場で、現在は資料館になっている。
時間になったら殿様湯へGO!ちゃんと受付の人が案内してくれる。さすがは殿様扱い。
階段を上って行くと、途中に家老湯と分かれ、専用休憩室付きの立派な殿様湯に到着。ここから1時間は殿様タイムじゃー!
浴室は階段を下りて、あの白黒ハーリキンチェックの浴槽へ。なんというインパクトのあるお風呂。レトロでかつモダン。
案内してくれた人が「お湯が熱すぎたら止めますよ」と先に言ってきたが、実際熱い。先に入った夫があまりの熱さに耐えきれずに加水し始める。
湯口のお湯は48.4度。にゅるるんの角質が溶けるような手触りにトロミが少し。甘いにおいがする。
温度が高いせいもあってめちゃめちゃすぐにあったまる。お湯を止めてもらう選択もあったんだけど、これは加水しながらも贅沢に掛け流したい。だって殿様だもの。
湯上りは指先がつるっとして足はちりちりする。温度の高さにやられちゃうので、休憩室が付いているのはありがたい。何度も言うけどGOTOがなかったら料金の高さに躊躇していたと思うから、ここはクーポンがあって良かった。