子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★☆☆ 滑りやすい泉質なので注意
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベビーベッドあり
子連れ家族のための温泉ポイント
たまたま嬉野温泉の日帰り入浴が月に一度半額になる美肌の日だったのでやってきた2軒目がここ「大正屋」。一つ前の和多屋別荘も雰囲気の良い大型旅館だったが、こちらもそんな感じ。
日帰り可能なのは大浴場の「四季の湯」のみ。そう考えると通常の日帰り料金1100円は少々お高めか。でもタオルとバスタオルは付いてくるよ。
ちなみにこの「四季の湯」の他に宿泊者専用の「滝の湯」があって、月火の「四季の湯」清掃日だけは日帰りでそちらを案内してくれるそうだ。なお今日は「四季の湯」の方。
お湯は自家源泉。玄関前に泉源があって95度とペイントされている。本当に目の前が湧出地なんだね。この近さは嬉しい。ただし残念ながらお風呂は掛け流しではない。客が掛け流しにこだわるようになるより昔に作られた大浴場だからだろう。嬉野温泉にはそういうパターンが多い。
浴室の入り口はちょっと変わっていて、円形の自動ドアから入る。
浴室内も曲線でできている。露天風呂ではないが天井は高く、植物が多いことからまるで温室のような大浴場。
お湯は和多屋別荘より少し濃く感じる。pHのわりに滑る肌触りがそこまで強くないのは、滑る中に相反する引っかかりがあるから。しかししばらくお湯に入っていると、だんだん滑る方が強くなる。あとここはシャワーのお湯も温泉かも。
左右に長い浴槽は右の方が熱めで左側がぬるめ、そして中央にジャグジーが出ている。左端の壁は打たせ湯になっていた。
最後の最後、上がるときに気がついたが浴室のドアの横に飲泉所があった。湯上がりにちょっと飲んでみると、ごく淡い塩味に加えて喉に張り付いて乾くようなテクスチャー。これが嬉野温泉の味かぁ。