子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★☆☆ 泉質★★★★☆ お湯は少し熱め
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベビーベッド代わりになるベンチ有り
子連れ家族のための温泉ポイント
※2019年1月時点で湯平温泉の金の湯、中の湯、砂湯、銀の湯、橋本温泉の5ヵ所の共同浴場のうち、残念なことに4ヵ所が湯量不足により休業を決めています。2019年3月現在、利用できるのは銀の湯のみとなるようです(レポートは2018年6月の訪問時)。
石畳の温泉街の中程にある共同浴場の中の湯。なんだか隙間にすっぽりとはまったような面白い場所に建っている。
看板などは木製で和風だが、共同浴場前の広場に置かれた椅子やテーブルは洋風で、醸し出されるのはちくはぐさが魅力のなんとも不思議な雰囲気。
入口には「本日は女湯」表示。ということは、今晩泊まって明日の朝に来てももう男湯になっていて入れないってこと?これは絶対に今日中に入らなくては。
内部は全体的に綺麗な共同浴場で、特に脱衣所が無駄に広い。なんでこんなに広いんだ?
脱衣所の中央には畳の台。座るにもいいし、ベビーベッド代わりにもなる。
浴室はひとつだけ。男湯と女湯には分かれておらず、奇数日が女性、偶数日が男性と日によって分けているのだった。正面に広い窓があって洒落れた作り。この窓を開ければ露天風呂風にもなりそうだ。
お湯はわずかに磨りガラスのような淡い濁りがあり、わりと熱め。加水掛け流しで、温度が高いせいかさっき入った銀の湯より鮮度感が感じられる。その代わりにこちらの源泉は肌触りの特徴が銀の湯より薄め。
なお、この日の中の湯は女湯で、坂の上の金の湯は女湯休止表示になっていた。てっきり奇数日偶数日でこの2ヵ所を男女交代制にしているのかと思ったが、金の湯を翌朝訪ねてもやっぱり男湯のみだった。正確に言えば、金の湯の男湯は常時利用可で、女湯は休止中だったってこと(2018年の話ね)。
今にして思えばこの時も既に湯量不足で、入れるはずの金の湯の男湯も午前中はクローズしていた。共同浴場は掛け流しだけどかつかつ。この先、果たして再開してくれるんだろうか。