子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★☆☆ 泉質★★★★☆ 滑りやすいので注意
- 設備★★☆☆☆ 雰囲気★★☆☆☆
子連れ家族のための温泉ポイント
※2019年1月時点で湯平温泉の金の湯、中の湯、砂湯、銀の湯、橋本温泉の5ヵ所の共同浴場のうち、残念なことに4ヵ所が湯量不足により休業を決めています。2019年3月現在、利用できるのはこちらの銀の湯のみとなるようです。
どこか昭和初期の映画の中にでも迷い込んだような、石畳の温泉街が泣きたくなるような風情を醸し出す湯平(ゆのひら)温泉。外湯文化の残るここでは、昔から宿泊客は下駄を鳴らしながら外湯に通ってきた。
銀の湯は温泉街の坂の下の方、坂を下っていくと観光案内所の少し手前で、三角屋根の建物は温泉街に溶け込んでいる。
浴室は飾り気がなく、浴槽は縁が木製の長方形。床は緩やかに傾いていて自然と溢れたお湯が溝に集まり排出されるようになっている。
泉質のせいか浴室は少し滑りやすい。お湯の温度は適温熱め。においはほとんどない。無色透明でするするとろとろの触感はいつまでも触っていたくなる。角質を洗い落として湯上がり肌はすべすべだ。
服を着ていたら地元のおばあちゃんがやってきて、そのまま長話をしてしまった。おばあちゃんいわく、話し相手がいないから誰にでも話しかけちゃうのよって。共同浴場は地元のサロンだ。