浜脇温泉山田温泉

子連れ家族のための温泉ポイント

浜脇温泉山田温泉体験レポート

山田温泉の外観

浜脇温泉の住宅地に溶け込んで見つからない共同浴場シリーズの第4段？　でもさすがに慣れてきたのでポイントがわかった。特に今朝は朝見温泉、八幡温泉と探し回ったから。

じゃじゃーん、そのポイントは七夕飾り…って季節限定かよ。季節が変わればまたわからなくなりそう。とにかく朝見と八幡でも外に短冊を下げた笹が飾られていた。これを見れば一目瞭然。今回の山田温泉はすぐに見つかった。

それに入口に「山田温泉」って明記されていたのもポイントが高い。とにかく浜脇の共同浴場が見つからなかったら、温泉というより公民館を探せってことだな。

入り口のドアは西部劇に出てくる感じの上下の無いドア。その先はそのまま脱衣所と浴室に繋がる。

縁の角を少しだけ丸めた長方形の浴槽で、底はタイル張り。湯口は上にあり水の蛇口はない。お湯はけっこう熱めだった。お湯の印象自体は朝見、八幡とほぼ同じ。

こちらは無人の男湯

この時寄った多くの共同浴場では、たまたま男湯は独占、女湯は地元の人がいるというパターンが多かったが、ここはその中でもフレンドリーだったので印象に残っている。だいたいよそ者はすぐにわかってしまうわけだが、次のセリフは「（88湯の）スタンプを集めているの？」だ。

この時は地元の方が複数いらして、「じゃあ次は朝見温泉に行くの？」と聞いてくる。「朝見温泉はさっき入ってきました」って答えると「八幡温泉は？」って。それで「実はここに来る前に入ったのが八幡温泉でした」って言ったら笑いながら「じゃあ次は寿温泉ね」って。

さらに「別府はいい湯でしょ」と一人が言うと、別の一人が「そんなこと聞いたら、いいって答えるしかないじゃない」とまるで掛け合い漫才のように。とても楽しい入浴時間だった。

男湯との境の壁にナイーブアートみたいな別府湾の絵が描かれているのもいい。和む。

なおこのあとは、地元の方の言う「寿温泉」じゃなくて「末広温泉」に向かったのだが、残念ながら2020年3月1日から休業の張り紙が貼られていた。ここは夫は入ったことがあるが私はなかった。残念…

末広温泉はしばらく休業だった