子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★★ 泉質★★★★★ お湯はぬるめ
- 設備★★☆☆☆ 雰囲気★★★☆☆ 脱衣所が狭い、ベビーベッドなし椅子のみ
子連れ家族のための温泉ポイント
前回別府に来た時、観光案内所で周辺の地図をくれって言ったら、別府エリアの広域観光マップをくれて、もっとこの辺の狭いエリアのはない?って聞いたら別府駅から海側に向けての飲食店マップもくれた。その時の案内所の人のセリフ、「別府は夜の町だから」。
梅園温泉の周辺はまさに「夜の町」としての顔を見せる別府。この辺から竹瓦温泉辺りにかけての一帯は特にそんな感じ。
こんなところに共同浴場!? と思うような飲み屋の裏手の路地にひっそりと建つ梅園温泉は、大正5年からある共同浴場だが、平成28年の熊本地震で被災。梅園温泉再建プロジェクトと銘打って寄付金を募り、見事復活を遂げた。そのためかはわからないが入浴料は別府の共同浴場としては少し高めの1人300円。
ただし場所を考えると、一杯やった後に、あるいは夜の町で働いた後に汗を流していかれるわけで、それを考えると決して高くはないのかも。それに立て直したから建物もとても綺麗だよ。
脱衣所は狭いが、浴室内は可愛らしくスタイリッシュ。正面に小さめの富士山の絵。陶器が梅の花状に埋め込まれた壁のデザインが素敵だ。
少し黄緑色に色が付いているように見える透明なお湯は41.8度とぬるめ。湯壺で計ってみても42度程度だから誰かが加水して埋めたわけではなくてもともとぬるい。
掛け湯でトロっとした手触りが感じられる。かなりすべすべ感の強いお湯で、ぬるいわりに温まる。少し甘いにおいがして、湯上りはちょっとぺとぺとする感じ。
外に足湯があるらしいんだけど、この時は足湯にすっぽりとブルーシートが掛けられていたのでどんな感じなのかはわからなかった。