由布院温泉 野蒜山荘

湯布院の青湯の旅館

[2019年5月のデータ ただし入浴料、日帰り入浴時間等は2020年6月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 温度★★★★☆ 泉質★★★☆☆  湯口近くは熱いので注意
  • 設備★★★★★ 雰囲気★★★★★ 家族風呂がたくさんある

由布院温泉 野蒜山荘の温泉動画


由布院温泉 野蒜山荘 体験レポート

野蒜山荘の露天風呂

湯布院には青いお湯がある。どうせ湯布院に泊まるならお湯が青いところがいい!で、庄屋の館からゆふいん束の間に名前を変えた旧庄屋の館は確実に青いのだが入った事があるし、ゆふいん泰葉や御宿 一禅なども青いと言われているが、予算などの兼ね合いもあって最終的にここ「野蒜山荘」に宿泊した。

野蒜山荘の入り口

行ってみてわかったことだが、実は野蒜山荘のお湯はゆふいん泰葉から引いている。他はちょっとわからないが、野蒜山荘の温泉は青いときもあるが、いつでも青いわけじゃない。

野蒜山荘のお部屋

さらにいうと、野蒜山荘のお湯が鮮やかなコバルトブルーに染まるのは年にそう何回もない。ちなみにどちらかというと寒暖の差が激しい冬期に真っ青になることが多いそうだ。といってもそれ以外の日も全然青くないということはない。私が泊まった日もうっすらと水色で綺麗な色だった。これはこれで綺麗なのだ。

野蒜山荘の館内

館内には少し古さもあるが女将が手づから育てたという草花が飾られていて素朴な可愛らしさがある。さらにお風呂のある棟は手作り感を足して洒落た風に作ってあるのでそこもいい。

野蒜山荘のほたるの湯

お風呂は家族風呂、家族風呂、女湯、男湯、家族風呂と5つ並んでいて、その全てが内湯+露天風呂という贅沢な作り。全部少しずつ雰囲気を変えていて、家族風呂のうち2つは露天風呂から由布岳が見える…といっても立ち上がるなどしないと難しいが。

野蒜山荘の浴室暖簾

家族風呂の使い方は先客がいなければ中から鍵を閉めるだけ。宿泊者は追加料金は不要。

野蒜山荘の家族風呂内湯

先ほど使っている源泉はゆふいん泰葉のものだと言ったが、実は独自源泉も持っているので正確には源泉を2本使っている。そして男湯と女湯の露天風呂のみがその昔から使っている自家源泉とのことで、これが他より濃いし、また野蒜山荘で青くなるのもこっち。

野蒜山荘の湯口

この独自源泉のお湯はとろみがあり、かなり手触りがにゅるにゅるする。98度の源泉を掛け流しているというが、投入量が少ないので全体的にはぬるめになっていた。鍾乳洞みたいにゴテゴテと析出物が固まった湯口の近くだけは熱いので注意。

野蒜山荘の析出物

内湯や家族風呂のお湯は男湯・女湯の露天よりにゅるにゅるしない。すべすべはする。においはお湯の表面からは感知できないが、湯口近くではわずかにゆで卵のにおい。内湯の方が温度も高く、ちょっとペトペトした。湯上がりはしっとりすべすべ。

野蒜山荘の女湯内湯

なお野蒜山荘のお風呂は全て加水自由。熱かったら自分で蛇口をひねってぬるめてという方針。温まり度はあまり感じられず、むしろ湯上がりはさっぱりと汗が引いた。

野蒜山荘の露天風呂とツツジ

季節柄、露天風呂からツツジの花が見えて絵になった。お洒落かつ素朴な雰囲気が好きな女性に勧めたいお宿かな。


野蒜山荘のお部屋や食事に関しては記事の方に詳しく書きましたのでそちらをご覧ください。⇒トロトロ美肌温泉は青くなる日も!由布院「お宿 野蒜山荘」


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