子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★★ 比較的ぬるめ
- 設備☆☆☆☆☆ 雰囲気★★★★☆ 混浴なので家族で協力
子連れ家族のための温泉ポイント
絶対に「神田湯」の読み方は「かんだゆ」だと思ったら「じんでんゆ」だった。でも字面を見るたびに「かんだゆ」って読みそうになる。
そんな「神田湯」は天ヶ瀬温泉の川沿いにある5つの100円共同露天風呂(混浴)のうち1つ。たぶん一番目立つ。場所も温泉街の中央にあるし、「神田湯」のすぐ隣にタコの壁画があるから。
道路から河川敷に下りる坂道を下ればすぐに露天風呂。5つの露天風呂はどれもあけっぴろげだけども、特にすぐ下流にある「薬師湯」とここはそのまんまオープン。もう道路からも対岸からも隠すものが何もない。
そのかわりこの2つは水着・バスタオル巻き・湯あみ着OKなので、宿などで先に準備して出かけるのが吉。
天ヶ瀬温泉に到着した日はこの「神田湯」は、とにかくひたすら上がらない人がいて、行きにくかった。夕方から入浴時間になる「鶴舞の湯」などと違って朝から利用可能な共同浴場だったから、一晩泊まった翌朝に賭けることにした。
幸い朝は誰もいなかったので、泊まった宿(成天閣)から湯あみ着の上に浴衣を引っ掛けて突撃!ようやく入れた。
他のお風呂と比較して、川の近さと佇まいのワイルドさの合わせ技は一番効いてる。ただし朝一番だとお湯の表面に虫がたくさん浮いていたので掬うための網がほしかったな。あと浴槽の底がぬるぬるしていて、白い湯の花とともに苔が浮いてきそう。
まあ入浴料100円なんだから贅沢を言っちゃいかん。
硫黄っぽいにおいは比較的薄め。キシキシと引っかかり、すべすべとすべる相反する触感が共存する手触りは他の天ヶ瀬温泉のお湯と共通。
温度はわりとぬるかった。でもぬるくても後からポカポカと温まってくるんだ。ぬるすぎるほどじゃなかったし、夏場に入るにはちょうどいい。