小浜温泉 味処湯処よしちょう

ちゃんぽん食べれば温泉入浴無料

  • 所在地 長崎県雲仙市小浜町北本町905-32 TEL 0957-75-0107
  • 泉質 ナトリウム―塩化物泉(等張性弱アルカリ性高温泉) 源泉名:小浜温泉
  • 日帰り温泉受付時間 9:00~22:30(受付22:00まで)
  • 日帰り入浴料 大人400円、子供200円(ただし食事をすれば入浴料無料になる)
  • 定休日 第2・4水曜日、元旦
  • 設備等 男女別浴室、ちゃんぽん店
  • 公式サイトURL https://www.yoshicho-obamaonsen.com/
  • 私が旅色に寄稿した味処湯処よしちょうに立ち寄るプラン記事⇒ 長崎観光モデルコース♪1泊2日で雲仙・小浜温泉の湯めぐり旅
[2023年12月のデータ ただし入浴料、入浴受付時間等は2025年4月のデータ]

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  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ お湯は適温、塩分が濃いので長湯には注意
  • 設備★★★☆☆ 雰囲気★★★☆☆ 脱衣所にベンチあり

小浜温泉 味処湯処よしちょう 体験レポート

よしちょうの外観
味処湯処よしちょうの外観

2012年に私一人で娘二人を連れて小浜温泉に来た時に、夕食を食べたちゃんぽん専門店が、実は館内に温泉もあって入浴できたんだと知ったのは、旅を終えて帰ってきてからだった。

よしちょうの館内
館内は1階が温泉で2階が食事処

ただのちゃんぽん店だと思っていたよ。子供二人に手がかかってそんなところまで気が回らなかった。あの日は口之津からイルカを見に行ったし、その途中の神社の桜が満開で路線バスが渋滞して難儀したし、夕日が沈むころにはまだ貸し切り制になっていなかった波の湯「茜」を堪能したし、夜には小浜温泉の花火大会もあった。

食事処
食事処

だからまさか夕食を食べた店でも温泉に入れたなんて気づかなかったんだ。でも知ってしまえば何故あの時入らなかったんだろうと後悔しきり。ちゃんぽん食べたのに温泉は知らずに入らなかったなんて一生の不覚。

よしちょうのマッサージチェア
落ち着かない場所にあるマッサージチェア

そんな経緯があったものだから、2023年に小浜温泉に来たときは、ここだけは入ると決めていた。

よしちょうの小浜ちゃんぽん
よしちょうの小浜ちゃんぽん

というわけで、まずはランチにちゃんぽん。なんたってここは、食事をしたら温泉入浴料が無料になるのだ。食べなきゃ損ではないか。ただしなんでも頼めばいいというわけではない。入浴がサービスになるのはメニュー表で♨マークが付いているものに限る。

よしちょうのランチメニュー
見えにくいが、「♨」マークが付いているメニューを食べるとお風呂が無料になる

食事の前に入る場合は、いったん入浴料を払って、食事の際に相殺。食後に入る場合は食事のレシートに印を押してもらって、それが入浴料の代わりになる。

営業案内の張り紙

浴室は思ったよりずっと大きくてびっくり。食事のおまけというレベルではなく、ちゃんとした旅館の内湯なみだ。さらにサウナと水風呂まである。

温泉暖簾
浴室入り口の暖簾
よしちょうの脱衣所
脱衣所

この温泉浴槽と水風呂は、両方ともざぶざぶと威勢よく床に掛け流されている。また温泉浴槽の奥の壁側に沿ってボコボコとアワが出ているが、そこにジャグジーがあるわけではなく、突き出している縁の下から空気が出ている模様。おそらくエアーを送り込んでお湯を攪拌しているのであろう。

よしちょうの浴室
浴室は湯気もうもうだった

その上にはお湯の樋があり、一番左に4つの蛇口があってそこから液体が樋に入る。1つは温泉、もう一つは水?残る2つは何も出ていなくて、全てひねるところが外されている。樋には謎の木のオブジェも。

よしちょうのサウナと水風呂
サウナと水風呂

お湯はほんのりとゆで卵味とおいしい塩味がする。感触は少しだけすべすべ。温度はたぶん41度ぐらい。ここの源泉温度は99度なので、蛇口から出る段階で既に加水されているのかも。

浴室内
左から水風呂、サウナ、洗い場、温泉浴槽

入っているとえらいあったまる。熱くないのに汗だらだら。

サウナは古そうなのに木材のいい香りがしていた。水風呂は20度程度とそんなに冷たくないので、温泉と交互に入るのにちょうど良い。

よしちょうの温泉

そうそう、書き忘れたけどちゃんぽんの方は、麺が太めでコシは微妙。具はたっぷり入っていた。