子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ 温度は適温、泉質は特に問題なし
- 設備★★☆☆☆ 雰囲気★★★☆☆ 脱衣所にベビーベッドなし
子連れ家族のための温泉ポイント
浅間温泉でもあんまり大っぴらに営業しているふうでもなく、穴場っぽい雰囲気を醸し出している。
外観はどう見ても現役の旅館。それも大型じゃないけどかなり小ぎれいなタイプの。
今は宿泊はやめて日帰り入浴のみ受け付けている。といっても、数日前に入った同じように元旅館で日帰り温泉にかわった沓掛温泉のふるさととはずいぶん雰囲気が違うけど。
ちなみに旅館として営業していたのは3年ほど前(2019年頃か?)までだそう。今は当時の浴室は日帰り温泉として、ロビーから先の元客室だった部分は、こども園として使っているのだそうだ。2階の個室などは予約制の子宮サロンになっていた。
浴室は男女別の内湯のみ。窓際にシンプルな長方形の浴槽があり、入って正面に「加熱・加水・循環・濾過・消毒」はいっさい行わない源泉掛け流しであることを記した板が置かれている。
湯口は屋根瓦をはめ込んだようなデザインで、中央に「坂本」の文字。湯気もうもうでお湯の色はよくわからないが、たぶん無色透明。表面からはあまりにおいがしないが、湯口ですくってみると、ほんのりとゆで卵臭。
時々白っぽい湯の花が流れてくるのが風流。肌触りはそれほどはっきりしないが、なめらかで、滑らせているうちにだんだんと肌の摩擦がなくなっていくように思う。
温度は41度弱。冬なので微妙にぬるく感じる温度で、なんというか、一度入ると出られなくなってしまう。ずっとだらだらと入っていたくなるお湯だった。