湯田中温泉 一茶のこみち 美湯の宿

旧名 湯田中ビューホテル とても感じの良い宿です

  • 所在地 〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏 TEL 0120-399-126
  • 泉質 アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性高温泉) 源泉名:古幡3号、共益会8号・12号ボーリング、星川第3ボーリングの混合泉
  • 公式サイトURL http://www.yudanakaview.co.jp/
  • 設備等 男女別内湯、男女別露天風呂など
  • 日帰り温泉入浴 湯田中温泉観光協会の湯めぐり手形が利用できる
お得情報渋・湯田中温泉湯郷めぐりに便利な渋・湯田中温泉郷共同浴場マップも併せてご利用下さい。他の渋・湯田中温泉郷共同浴場情報を調べる目次としても利用できます。

[2009年5月のデータ、ただしお風呂の状況など一部は2016年1月のデータ]

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  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★★ 
  • 設備★★★★☆ 雰囲気★★★★☆ 

湯田中温泉 一茶のこみち 美湯の宿 体験レポート

一茶のこみち 美湯の宿の外観 一茶のこみち 美湯の宿の外観と入口
斜面に建つ一茶のこみち 美湯の宿の外観。正面入口の写っている画像はクリックで拡大。

 江戸時代を代表する俳人 小林一茶は信州信濃町出身で文政の頃、湯田中に滞在して「田中河原の記」を残した。
 今も湯田中や渋温泉郷には数多く一茶の石碑が建てられ、俳人ゆかりの地として観光客にもアピールしている。

 さて一茶の名を冠する湯田中の温泉ホテル 一茶のこみち 美湯の宿は、以前の名を湯田中ビューホテルと言って、湯田中温泉郷でも規模の大きな旅館として知られていた。
 斜面に建って温泉街を見下ろしているので場所も判りやすい。
 三本の源泉をブレンドした源泉掛け流しがこちらのお風呂の特徴のようだ。

一茶のこみち 美湯の宿から見下ろす湯田中温泉街 一茶のこみち 美湯の宿の温泉の説明版
一茶のこみち 美湯の宿から見下ろす湯田中温泉街と温泉の案内板。湯田中温泉街の景色はクリックで拡大。

 本当のことを言うと、この宿の前に来た時はかなり気分が落ち込んでいた。
 ちょっと前にトラブルがあって、なんというか、少し気持ちが後ろ向きになっていた。

 それがこの一茶のこみち 美湯の宿ですっかり癒された。
 まずここにしようか迷っている段階で、良かったらどうぞと受付の男性が歓待してくれて、湯めぐり手形を使うとあまり良い顔をしない旅館もある中、日帰りでも手形でも変わりませんと大切にお客様として扱ってもらえた。
 商売上にこやかなのとは違って、こちらは会った従業員の方々がみんなとても感じが良かった。
 こういうのは形式だけ整えても付いてこないと思う。

一茶のこみち 美湯の宿の浴室 一茶のこみち 美湯の宿の浴室とジャグジー
一茶のこみち 美湯の宿の浴室。板張りの壁の写っている画像はクリックで拡大。

 お湯も柔らかくホッとするものだった。
 今日いくつか入った中で、一番塩っぽさを感じる温泉だ。
 じんわりしみじみと後を引く。あたたかいお湯のにおいに包まれて、なかなか上がりたくならないお風呂だった。

一茶のこみち 美湯の宿の浴室

 決して風情のあるホテルではないけれど、歓迎されているという安心感は何物にも代えがたい。
 とても印象の良いホテルだった。