浅間温泉 湯々庵 枇杷の湯

松本城主ゆかりの由緒ある日帰り温泉

  • 所在地 長野県松本市浅間温泉3-26-1 TEL 0263-46-1977
  • 泉質 アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉) 源泉名: 第1号源泉
  • 設備等 男女別内湯、男女別露天風呂、休憩室など
  • 営業時間 午前9時~午後9時(受付は午後8時まで)
  • 定休日 月曜(祝日の場合は翌日)
  • 入浴料 大人(中学生以上) 800円 子供(4歳~小学生) 500円
  • 公式サイトURL http://www.biwanoyu.com/
[2019年2月のデータ ただし営業時間、入浴料等は2019年9月のデータ]

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  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆  温度は適温、泉質は特に問題なし、滑りやすいところに注意
  • 設備★★★★★ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベビーベッドあり

浅間温泉 湯々庵 枇杷の湯の露天風呂動画


浅間温泉 湯々庵 枇杷の湯 体験レポート

浅間温泉 枇杷の湯
浅間温泉 枇杷の湯

約400年前に徳川家康の懐刀として知られる初代松本城主・石川数正が造営した湯殿。その三男ゆかりの小口氏一族が代々湯守を勤めたと聞くと、由緒の正しさに特別感が湧く。

浅間温泉 枇杷の湯の門
奥の門を入る

浅間温泉は松本市街地から近いが、大型旅館などが消えては跡地に住宅が進出したことから温泉街らしい情緒はかなり失われ、残念な部分がある。が、この枇杷の湯に来れば、ここに在りし日の風情が残っていると感激できるのではないか。

浅間温泉 枇杷の湯の竹林

日帰り温泉というには重厚。もともとは小口氏の館が建っていた場所だが、城主の入湯所であった御殿も明治時代に焼失し、今は遺構が残るのみ。

浅間温泉 枇杷の湯に残る湯銭帳
浅間温泉 枇杷の湯に残る当時の湯銭帳などの資料

館内には受付、内湯及び露天風呂、休憩室(湯あがり処)、食事処、カフェなどがあるが、外に別棟で「お殿様の野天風呂」がある。

浅間温泉 枇杷の湯のお殿様の野天風呂入口
お殿様の野天風呂入口

今なら誰も入っていないというので、受付を済ませたら先に野天風呂に行ってみた。

お殿様の野天風呂脱衣所
お殿様の野天風呂脱衣所

雰囲気の良さに驚く。木材の香りがしそうな脱衣所に、湯気の上がる岩風呂。湯口は二ヵ所にあり、無色透明で適温のお湯が注がれている。 ちょっときしつきのある肌触り。

浅間温泉 枇杷の湯のお殿様の野天風呂
お殿様の野天風呂

掛け流しではないようだが、一つ前に入った美ヶ原温泉白糸の湯と比較すれば塩素臭いことはなく、ロケーションも含めて快適。

浅間温泉枇杷の湯のお殿様の野天風呂
同じくお殿様の野天風呂岩風呂

お殿様の野天風呂を堪能してから内湯へ移動。館内の内湯の方にも小さな露天風呂が付いている。

浅間温泉 枇杷の湯の庭
浅間温泉 枇杷の湯の館内から庭をのぞむ

内湯はそれなりに大きく圧注浴の穴が三つあったが、一つは出てない。

浅間温泉枇杷の湯の内湯
浅間温泉 枇杷の湯の内湯

館内の露天風呂は小さめの木の浴槽で、滑るので注意と札があり、本当に滑りやすい。ここだけ白い粒状の湯の花が少し。そしてここだけゆで卵臭もわずかに。

浅間温泉枇杷の湯の館内の露天風呂
内湯に付属した館内の露天風呂

枇杷の湯は浅間温泉の観光名所的に素晴らしいと思う。いい温泉だよ。肌もつるつるになる(すべすべとは違って、コーティングされてつるんという感じ)。休憩室も立派だった。

浅間温泉 枇杷の湯の休憩室
浅間温泉 枇杷の湯の休憩室

難点があるとすれば…脱衣所の換気扇がうるさすぎ。ずーっと唸っていて、時々ふっと止まってはまた動き出すので落ち着かなかったことぐらい。

浅間温泉枇杷の湯の建物

近隣の子連れ遊び場情報

  • 浅間温泉わいわい広場(音泉いちごハウス他)
  • 松本市アルプス公園