子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ 温度は比較的適温
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★★☆☆ ベビーベッド無しだがベンチ有
子連れ家族のための温泉ポイント
2022年7月に経営が変わりリニューアルオープン。宿泊を再開し、営業時間も伸びた(2023年には露天風呂もできた)。その直後に行った時の画像が一番上の一枚。
以降のレポートは2019年の5月のもの。体制は違うかもしれないけど、とりあえずお湯は変わっていないはず。
中山平の日帰り温泉だが、まだ周辺の看板に「鳴子ラドン温泉」だの「東蛇」だの、旅館だった頃に使われていたものが残っている。今の名称は「蛇のゆ湯吉」。
しかし琢秀は「うなぎ湯」だし、ここは「蛇のゆ」。にゅるんにゅるんする中山平のお湯を生き物に例えるとウナギやヘビになるわけね。
ロビーにはカップラーメンの自販機や何故か酵素カプセルらしいものがある。どういう施設だ。階段や廊下のあちこちが布で隠されて通行止めになっている。今使えるのはフロントとお風呂と休憩室ぐらい。
脱衣所は狭く洗面台も使えないようにつぶされている。浴室に入ろうとするとちょうど施設のスタッフが入ってきて浴槽の温度チェックを始めた。あがってきたおばちゃんたちが口々に「今、ぬるいよ」と言う。
そこでスタッフは湯もみ棒でお湯の温度が一定になるように拡販始めた。丁寧に混ぜている。
お湯は緑色だが濁りはそんなに強くない。そういえば館内の張り紙には天候などでお湯の色が変わると書かれていた。緑色の温泉にはありがちな話だ。
きもちぬるめの適温で、にゅるにゅるとすべすべの両方の感触が顕著。にゅるにゅるの分は琢秀ほどには強くない。この手触りがヘビというわけか。
白い湯の花が少し。マッチ臭にゆでたまご臭。さらに油っぽいにおいもする。湯口は蛇口が二つあり、そのうち一つは白い布を巻き付けてお湯を濾している。そこに大量の湯の花が引っかかっていそうだな。
いいお湯だけど投入量は多くない。お風呂も空いているのでまあいいか。なんというか旅館だった当時の部屋や調度品があるだろうに、ごく一部しか使えない状態なのはもったいないように思える。でもこれで手一杯なのかも。