鳴子温泉 早稲田棧敷湯

早稲田の学生が掘り、早稲田の教授が設計した公衆浴場

  • 所在地 宮城県大崎市鳴子温泉新屋敷124-1 TEL 0229-83-4751
  • 泉質 ナトリウム―硫酸塩・塩化物泉(低張性中性高温泉)
  • 入浴時間 午前9時~午後9時半
  • 入浴料 大人550円、子供330円
  • 設備等 男女別内湯、休憩室等
  • 公式サイトURL http://www.city.osaki.miyagi.jp/index.cfm/24,1130,107,232,html
[2019年5月のデータ ただし入浴時間、入浴料等は2020年3月のデータ]

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  • 温度★★★☆☆ 泉質★★★★☆  温度は少し熱め
  • 設備★★★★☆ 雰囲気★★★☆☆  脱衣所にベンチ有り、休憩室あり

鳴子温泉 早稲田棧敷湯 体験レポート

早稲田棧敷湯の入口

鳴子温泉の共同浴場というと、一般的には滝の湯かここ「早稲田棧敷湯」。でも滝の湯は何度か入ったことがあったけど、何故か早稲田棧敷湯は来たことがなかった。今回初。

早稲田棧敷湯の通路

鳴子温泉郷湯めぐりチケットの割引はお得感がない料金設定だったので、鳴子温泉下駄手形の割引を使った。

早稲田棧敷湯の館内図

ここは早稲田の学生が掘り当てた源泉で、早稲田の教授が設計した建物というのは知っていた。黄色い一風変わった建物だということも。

早稲田棧敷湯の受付

行ってみたら思っていた以上に老朽化した感じだった。特に浴室が一歩間違えたら廃墟かと思うほど。妙に傷んでいる。わざとそういうペンキがはげた風を装っているデザインなのか?

早稲田棧敷湯の階段

浴室の天井が高い。なんだか教会を思わせる。どこにも曲線がなくて、全て定規を引いたような造り。ただ、長方形の組み合わせではなく、あちこちにくさび形の意匠がある。

早稲田棧敷湯の浴室

お湯はほぼ透明。消しゴムかすの湯の花は少し。温度は適温でどちらかというと少し熱いかな。目立つのは浴槽に向けて三本のすべり台のような槽があって、そこを通して湯口から浴槽に注がれる。その槽に大量の湯の花が貯まっている。フィルターの役目を果たしているんだろうか。

早稲田棧敷湯の湯口

肌触りは少し滑りつつきしむ。ゆで卵臭が少し。

早稲田棧敷湯のベンチ
ベンチもアート?

ひとつ前に入った川渡温泉共同浴場のお湯が凄すぎて、どうもこちらの早稲田棧敷湯はおとなしく感じる。お湯の話ね。建物は全然おとなしくないよ。

早稲田棧敷湯の休憩室
早稲田棧敷湯の休憩室

黄色い壁の欠けたところをコンクリで埋めて、上からグレーのペンキをぬって、もようみたいになっているのはわざとなんだろうか。ボロボロにも見えるし、斬新なアートのようにも思えないことはない。

この部屋は謎
この部屋はちょっとわからない、会議室?