鳴子温泉 ホテル亀屋

大型ホテルの石油臭の温泉

  • 所在地 宮城県大崎市鳴子温泉車湯54-6 TEL 0229-83-2211
  • 泉質 ナトリウム―炭酸水素塩・塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉) 源泉名:二見の湯
  • 日帰り入浴時間 12時00分~14時00分
  • 日帰り入浴料 大人700円、子供350円
  • 設備等 男女別内湯、男女別露天風呂など
  • 公式サイトURL https://hmihotelgroup.com/ryokan-kameya/
[2023年7月のデータ  ただし日帰り料金・日帰り受付時間は2024年11月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆  温度は適温
  • 設備★★★★☆ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所に入口にベビーベッドあり

鳴子温泉 ホテル亀屋 体験レポート

鳴子温泉 ホテル亀屋

かなり大型のホテル。鳴子温泉の中心地から、隣の東鳴子温泉に行く途中にポツポツと建つ一群の一つ。元は独立したホテルだったのだと思うが、今はビジホからリゾートホテルまで展開するHMIホテルグループの一員。

ホテル亀屋の玄関
亀屋の玄関
玄関前の亀
玄関前の亀

名称は「ホテル亀屋」なのに、URLはryokan-kameyaとはこれいかに!?

ホテル亀屋のロビー
庭園を望むロビー
ロビーのソファー

この時は、「ホテルたきしま」の後に来たものだから、もう到着時からグロッキー寸前。へろへろ状態で歩いて到着した。

ホテル亀屋の館内
浴室の暖簾
温泉総選挙の賞状
温泉総選挙にランクイン

壁には額に入って温泉総選挙の鳴子温泉郷エリアランキングで、展望風呂部門1位、露天風呂部門1位、うる肌部門3位、源泉掛け流し部門4位とそれぞれ賞状が掲げられている。これを見るにお風呂の作りが良さそう。

ホテル亀屋の内湯
内湯

浴室はドアの隙間が空調で空けてあって涼しい。生き返る気がする。

ホテル亀屋の洗い場
洗い場

さすがに内湯は広く立派。お湯の色が深緑から群青色でとても綺麗。そして予想外の石油臭!

内湯の浴槽

意外と鳴子で強い石油臭を嗅いでいなかったかも。ここのお湯は非常に鋭い石油臭がする。手触りはほどほどに滑るが、ぬるつくほどではない。

内湯の湯口
内湯の湯口、亀が乗っている

正直、たきしまが毎回強烈なパンチをかましてくるから、その後ならどんなお湯でも癒しになるだろうと思っていたが、いやいや亀屋のお湯もとても良いお湯で、しっかりと個性を感じる。

ホテル亀屋の露天風呂
露天風呂

露天風呂に出てみると、内湯の石油臭に加えてルッコラかセロリのような青臭さがプラスされる。

つぶつぶ析出物
露天風呂の析出物
露天風呂の湯口
湯口

そして自然光が差し込むお湯の色はグラデーションになっていて、黄色、オレンジ、ビリジアン、群青と変化する。とても綺麗。そのまま温泉成分で染まった岩の茶、ベージュ、灰色へと続いていく。まるで水彩画のパレットのよう。

ホテル亀屋のお湯の色
お湯の色がグラデーションに

見える空は広くはないが、爽やかに青い。そして歌のうまくないウグイスの声が聞こえる。ホケキョケキョケキョ。

露天風呂全体