鳴子 中山平温泉 三之亟湯

中山平らしいにゅるとろ湯

  • 所在地 宮城県大崎市鳴子温泉星沼77-53 TEL 0229-87-2120
  • 泉質 ナトリウム―炭酸水素塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉) 源泉名:今野源泉
  • 日帰り温泉受付時間 午前10時~午後8時
  • 日帰り入浴料 大人500円 別料金で個室休憩プラン有り
  • 設備等 男女別内湯など
  • 公式サイトURL https://www.sannojyoyu.jp/
[2022年7月のデータ ただし日帰り入浴料・日帰り入浴時間等は2023年10月のデータ]

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  • 温度★★★☆☆ 泉質★★★☆☆  温度は適温に調整、滑りやすい泉質なので注意
  • 設備★★★☆☆ 雰囲気★★★★☆  脱衣所にベビーベッドなし、ベンチあり

鳴子 中山平温泉 三之亟湯 体験レポート

中山平温泉 三之亟湯

雨の中、訪問した。中山平の小ぢんまりとした旅館。近づくまで民家のように見えたが、正面に立つと旅館らしい入口だった。

三之亟湯の看板
赤地の看板が目に付くけど、宿の入口はこの先の引っ込んだところ

お風呂は撮影禁止となっていたが、お願いして撮影許可を頂いた。

中山平温泉 三之亟湯の入口
三之亟湯の入口

浴槽41.2度と熱すぎずぬるいこともなく、非常に気持ちよく入れる温度だが、湯口のお湯は47.3度とかなり熱い。これを適温になるように絞りながら入れている。

三之亟湯の館内
館内
三之亟湯のロビー
ロビー

もともとの源泉温度は60度で、さすがにこれは、夏場は湯量調節だけではなかなか冷めないので必要最小限の加水をするとのこと。この時も7月だったので加水中というお話だった。循環はせず掛け流し。

三之亟湯の浴室入口
浴室入口
三之亟湯の脱衣所
脱衣所

色は無色透明で、うなぎを掴んだまではいかないが、それでも中山平らしいにゅるとろ湯。

三之亟湯の温泉と桶
浴室は許可を頂いて撮影した

入ってすぐはそこまで顕著ではないが、しばらく入っているとだんだんにゅるにゅるが激しくなってくる。においは古くなった感じの硫黄のにおいで、削りたての刺激的な硫化水素臭やゆで卵臭とはちょっと違う。

三之亟湯の洗い場
洗い場

味はわずかに出汁の入った塩味。

三之亟湯の湯口
湯口から出るお湯は熱め

最初入った時に大き目の泡が少し付いたが、その後は全体的に泡が付くという感じではない。とにかくにゅるにゅる、にゅるとろ。

お風呂からの景色
窓の外の灯籠が絵になる

そして窓の外の景色がいい。窓枠と外の灯籠がシンメトリーになっていて、咲いているスカシユリがアクセントに。

館内のこけし

お風呂のタイルのレトロ感も好きだし、浴槽がシンプルで大きすぎない所もいい。このお風呂を一人で独占しているのは贅沢な時間。

三之亟湯の休憩室
休憩室かな?

県境は越えるけど、中山平から比較的近い山形県の赤倉温泉に三之亟という似た名前の宿があるので、名前に何か関係があるのか聞いてみたけど、特に無いみたい。