垂玉温泉 瀧日和(旧 山口旅館)

2021年4月に日帰り温泉として再開

  • 所在地 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽2331 TEL 0967-67-0006
  • 泉質 単純温泉(低張性中性高温泉) 源泉名:垂玉温泉 山口旅館元湯
  • 営業時間 10:00~受付終了18:00
  • 定休日 水曜日
  • 入浴料 大人800円 子供(小学生)400円 未就学児無料
  • 設備等 男女別内湯、男女別露天風呂、貸切風呂(別料金)、タマカフェ、貸切休憩室
  • 私がニフティ温泉に寄稿した垂玉温泉 瀧日和を紹介する記事⇒ 「地獄温泉 青風荘.」と「垂玉温泉 瀧日和」、熊本地震から復活して新しくなった2つの温泉
  • ※山口旅館時代の旧 立ち寄りレポートはこちら
[2021年7月のデータ ただし営業時間・入浴料等は2022年4月のデータ]

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  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★★ 温度は比較的ぬるめ
  • 設備★★★★☆ 雰囲気★★★★★ 貸切風呂、貸切休憩室あり

垂玉温泉 瀧日和 体験レポート

垂玉温泉 瀧日和

2016年の熊本地震で大きな被害を被った施設の1つ。当時は「山口旅館」という名で宿泊と立ち寄り入浴を受け付けていた。

垂玉温泉 瀧日和の外観

地震直後はテレビでも惨状が放映されていて、正直近くの地獄温泉はともかく垂玉(たるたま)温泉の方はほぼ倒壊に近いのではないかと印象をもった、そのときは。

垂玉温泉 瀧日和の浴室へのアプローチ

そんな垂玉温泉が再開したのは2021年。旅館ではなく日帰り専門の温泉となっていて、以前とお風呂の基本的な作りは同じと感じたが、いろいろと新しくピカピカで、併設されたタマカフェなどお洒落で今風。

垂玉温泉 瀧日和のタマカフェ
タマカフェ

だから昔と今が重なり合って存在しているようで不思議な雰囲気だった。

垂玉温泉のタマカフェ室内
タマカフェの室内
垂玉温泉のタマカフェのテラス
タマカフェのテラス

お風呂はというと、内湯も景色がいいが、浅くなっている所を通って階段を降りると露天風呂がある。お湯は翡翠色の濁り湯。濁りは強くはなく、足の先辺りまでうっすらと見えている。

一番下のお風呂から順番に入ってみた。まず岩風呂。どこか隠し湯ふう。少しキシつきのあるお湯はごく適温。形状的にすっぽり入っている感のあるお風呂。

一つ上の段は壁側に立ち湯。階段を下りて浴槽の中に入っていくようになっている。全身にほどよく水圧。顔の部分に景色が見えて、なにやら浴槽のヒノキ臭が強い。

陶器風呂は小さめで、入るとザブーンとお湯があふれて独り占め感が味わえる。二つ並んで右の方が熱かった。昔はこれ、木製の樽風呂だったような気が。

垂玉温泉の滝
この滝の下に以前は露天風呂があった

ご主人に少し伺うと、宿泊の再開はまだ考えられない(可能性はゼロではないが)、以前あった滝の露天風呂は危ないのでもう無理だと思うとのこと。また熊本地震でも源泉が無事だったのは不幸中の幸い、お湯は前と変わりないと思うというお話だった。

垂玉温泉グッズ

応援しているなんて言うのもおこがましいが、ぜひ多くの人に出かけてほしい温泉。


以下は山口旅館当時の浴室等の画像。浴槽の材質などは全て新しくなっているが、形状としては現在に受け継がれているものも多い。

垂玉温泉山口旅館の混浴露天風呂滝の湯の滝 垂玉温泉山口旅館の外観
垂玉温泉山口旅館の混浴露天風呂がある滝の湯の滝と、山口旅館の外観。両方とも画像をクリックで拡大。
垂玉温泉山口旅館の日帰り入浴受付 垂玉温泉山口旅館のかじかの湯・天の湯に至る道
山口旅館の日帰り入浴受付窓と、天の湯・かじかの湯に至る道
垂玉温泉山口旅館の半露天風呂かじかの湯の外観 垂玉温泉山口旅館のかじかの湯の脱衣所
かじかの湯の外観と脱衣所。かじかの湯の外観の画像はクリックで拡大。
垂玉温泉山口旅館の半露天風呂かじかの湯 垂玉温泉山口旅館半露天風呂かじかの湯の樽風呂
半露天風呂かじかの湯(女湯)。四角い浴槽と樽風呂。両方とも画像をクリックで拡大。
垂玉温泉山口旅館の内湯と露天風呂をつなぐ通路 垂玉温泉山口旅館の展望風呂天の湯(女湯)
女湯のかじかの湯から天の湯に繋がる通路と、展望風呂天の湯。天の湯は画像をクリックで拡大。
垂玉温泉山口旅館の展望風呂天の湯(男湯)の洗い場 垂玉温泉山口旅館の展望風呂天の湯(男湯)
男湯の天の湯の洗い場と展望風呂天の湯浴室。天の湯浴室の画像はクリックで拡大。
垂玉温泉山口旅館の男湯のかじかの湯 垂玉温泉山口旅館の男湯のかじかの湯
男湯の半露天風呂かじかの湯

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