子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆
- 設備★★★☆☆ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベビーベッド代わりになるベンチあり
子連れ家族のための温泉ポイント
ユニークな共同浴場?日帰り温泉?無人で会員制なの。会員にならないと入れないのかと思ったら、そういうわけでもない。券売機には「非会員」の項目もある。でも会員が400円で、非会員が590円だと聞くと、一回きりの入浴でも会員になった方がオトクな気がする。
「地涌の温泉」は、グーグルマップを適当に見ていて、見つけて気になったスポット。「天然温泉 地涌の温泉 #ちかくの温泉」とある。名前にハッシュタグが付いているなんて今風。「地涌」で「ちかく」と読むの?それとも「近くの温泉」的な愛称?
ちなみに「地涌」は一般的には「じゆ」と読む。辞書によると「大地の下から湧き出ること、または法華経に登場する大菩薩」だそうで、仏教用語であり、温泉そのものも当てはまるように思える。
で、グーグルマップで見つけて気になっていたが、ふたつ前に入った辰頭温泉の露天風呂で会った人にも、ここがぬるすぎるなら地涌の温泉に行くといいと教わった。
地涌の温泉に遠くから近づいていくと、おお、なんか湯屋建築の立派な破風が見えてきた。これは凄そう。それに駐車場がやたらと広い。
ところが、ところがだ。なんと予想外にもこの立派な破風の建物が温泉施設の入り口ではなかったのだ。温泉は…というと、隣のプレハブぅ!?
まるで工事現場の仮設のようなそこに入ると、またまた驚きが待っている。駅の改札口みたいなものがある。
とりあえず券売機の前でLINE登録する。簡単にLINE登録ができるように券売機にLINEのQRコードが貼ってある。LINE登録すれば会員になれるのだ。つまりその場で会員割引が適用されるようになる。
券売機にお金を投入すると、今度は入館用のQRコードがプリントされたレシートが出てくる。合理的だ。それを改札機にピッとすればゲートが通れる。無人だけどいろいろかっこいいし面白い。
ゲートの先には男女別の浴室棟があり、プレハブなのは受付棟だったことがここでわかった。
広い脱衣所。広い内湯、広い露天。無人の建物なんだけど、中は思ったより広かった。ただしシャンプー、石鹸などのアメニティはない。受付も無人なので、これは最初から持参するべき施設。
シャワーヘッドは水圧タイプとミストタイプが切り替えられる高級品。お湯は42度程度と非常に入りやすいが、この日湯めぐりした中では一番熱め。内湯も露天風呂も浴槽のはいり口に両手すりと浅い階段があるなど足が不自由でも入りやすい作り。
お湯はごくほんのり青みがかった濁りがあり、やはりほんのりとゆで卵臭がする。
浴槽は内湯も露天も長方形。露天風呂は一部がルーバータイプのスリット状の屋根で、日差しが少しさえぎられ、隅にはこんもりと植物が植えられるなど、シンプルながらお洒落でスタイリッシュ。これは地域に密着した温泉でありながらも、システムを含めてデザインにこだわりのある人が考えたんじゃないだろうか。
マイナス点があるとしたら、なんか露天風呂に出るところのドアがめちゃめちゃ開けにくかったこと。