箱根温泉郷 芦の湯 松坂屋本店

自家源泉かけ流しの老舗旅館

  • 所在地 神奈川県足柄下郡箱根町芦之湯57 TEL 0460-83-6511
  • 泉質 含硫黄―カルシウム・ナトリウム・マグネシウム―硫酸塩・炭酸水素塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉) 芦之湯温泉(源泉名:芦苅の湯)
  • 日帰り温泉営業時間 12:00~16:00(最終入館14:00)(利用日の13:30までに電話で予約)
  • 日帰り入浴料 8,800円 / 1~2名様まで(3名以上1人につき+3,300円)120分(入浴60分+フリードリンク付きラウンジでの休憩60分)
  • 設備等 男女別大浴場、男女別露天風呂、貸切露天風呂×5(日帰りは貸切のみ、また宿泊者も2026年10月以降は有料)
  • 公式サイトURL https://kinnotake-resorts.com/matsuzakayahonten/?lang=ja
  • ※浴室は取材で許可を得て行っています。
  • ※Yahoo!ニュース エキスパートに寄稿した松坂屋本店の記事⇒知ってた?泊まらなくても入れる箱根の老舗旅館の貸切露天!湯上りはワインや地酒フリーフローのラウンジも
[2024年6月のデータ ただし、日帰り入浴料、営業時間等は2026年4月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ 
  • 設備★★★★★ 雰囲気★★★★★ 貸切風呂複数あり

箱根温泉郷 芦の湯 松坂屋本店 宿泊体験レポート

松坂屋本店の玄関

箱根広しといえど、意外と極上泉は少ない。その中でトップを争うのはやはり芦の湯の2軒。松坂屋本店ときのくにやだ。松坂屋本店はいつの間にか高級宿になっていて、簡単には泊まれないグレードだったが、幸いにもお仕事で泊まる機会を得た。なお2017年からは金乃竹傘下に入っている。

松坂屋本店の外観
松坂屋本店の外観、本店というからには支店もあったのかと思うが、今のRakuten STAY FUJIMI TERRACE 箱根芦ノ湖の辺りと思われる
松坂屋本店のロビー
シャンデリアの印象的なロビー

あまりにも撮影した写真が多く、どこまで載せようか悩んだが、とりあえずロビーと部屋と大浴場をメインで。このほかに夕食、朝食、5つある貸切露天風呂の写真などもあるが、これはまたいつか。

ロビーのイス
おえらいさんのの会議室っぽい
ウェルカムスイーツ
ウェルカムスイーツ

大浴場は2020年に回収した。それ以前はスタンダードなタイルのお風呂だったというが、今は大正浪漫風。男湯と女湯は夕方と朝で入れ替える。

大浴場の暖簾
大浴場の暖簾
浴室前ラウンジ
暖簾を潜った先、浴室前のラウンジ

浴室のロッカーはイスが収納できるタイプ。ちょっと変わっているが、スリッパ用のロッカーは、大正時代当時はプラスネジが無かったからあえてマイナスネジにするなどこだわりがある。

脱衣所のロッカー
脱衣所ロッカー
女湯の内湯
女湯の内湯

夕方に女湯だった大浴場は内湯が1つで、すぐ横に露天風呂がある(便宜上、女湯と呼ぶ)。夕方に男湯だった大浴場は内湯が2つで外側を回って内湯の横を通って露天風呂(便宜上、男湯と呼ぶ)。

女湯の内湯の湯口
女湯の露天風呂
女湯の露天風呂

お湯は含硫黄―カルシウム・ナトリウム・マグネシウム―硫酸塩・炭酸水素塩泉で、エメラルドグリーンとも白濁ともいわれるが、実際は月曜日の午後を除きほぼ透明。月曜日の午後の事情は後ろに書く。

男湯の内湯
男湯の内湯
男湯の内湯の湯口

ほぼ透明とはいえ、湯の花はインパクトがある。色は白で、沈殿する。インバウンドからはしばしばティッシュが沈んでいるのかと思われるらしい。言いえて妙だ。上から見ているとまるで湯船の底の石の文様にも見える。でも入ってみると、風紋のようなそれは確かに湯の花だった。

男湯の露天風呂
男湯の露天風呂
松坂屋本店の湯の花
湯船の底に沈む白い湯の花

湯の花はすくおうとするとふわふわと散ってしまう。沈んでいるのに絶妙な軽さ。大きいものは消しゴムかすの大型サイズで、むにょっとしているが、ゼリー状ではない。

パウダースペース
脱衣所のパウダースペース
館内通路と昔の露天風呂
館内の通路、右手にガラス越しに見えるのは昔の露天風呂

湯口近くでは硫化水素臭。全体ではゴム臭。内湯よりおおむね露天風呂の方がにおいが強い気がする。

木戸孝允と西郷隆盛の密談会場の石碑
木戸孝允と西郷隆盛の密談会場となったことを記す石碑
囲炉裏の間
囲炉裏の間

最初はしっとりとした肌触りだが、何度も入っているとそのうちに肌の凹凸が感じられなくなる。怖いくらいにすべすべ。そしてすぐに温まり、熱いと肌にあまみが出るほどなのに、いつまでも汗が引かないということはなく、湯上りはむしろ爽やかである。

若紫の間
泊まった芝蘭荘1階の若紫の間
若紫の間
障子を開けたところ

温度を測ると内湯の湯口で56度。これをいったん溜めてから浴槽へ。浴槽内では快適な42度ぐらいの温度。溜めてから注ぐのは、恐らく温度調節と湯の花を沈殿させるためだろう。

若紫の間のベッドルーム
若紫の間のベッドルーム
客室露天風呂
若紫の間のお部屋付き露天風呂

ちなみに露天風呂付きの客室に泊まったが、部屋の露天風呂が一番熱かった。測った時は49度越え。仕方なく加水する。加水は自由だ。逆にぬるければフロントに連絡すると湯量を増やしてくれる。部屋ごとの調節が可能なのだそうだ。

フリーフローのラウンジ
フリーフローのラウンジ、日帰りでも追加料金なしで利用できる
ラウンジのワイン
ラウンジで一杯

湯の花が立派なだけあって、管の詰まりには苦労しているようだ。230L出る源泉がすぐに管を詰まらせるので、1週間で約80Lまで減ってしまうという。それで毎日スタッフが湯量を浴室で計測し、詰まり具合をチェック。毎週月曜日の昼間にタンクなど全体を清掃している。

松坂屋の紋

すると、詰まっていた湯の花が一気に流れ出すので、月曜日の午後は毎週白い濁り湯になるという寸法だ。

近隣の子連れ遊び場情報

  • 箱根小涌園ユネッサン(水着のテーマパークみたいなお風呂がいっぱい)
  • 箱根芦ノ湖遊覧船・海賊船
  • 箱根彫刻の森美術館