吉松温泉郷前田温泉

子連れ家族のための温泉ポイント

吉松温泉郷前田温泉体験レポート

キティちゃんのマットに目が行く

とにかく熱かった記憶がある。47度まではなんなく入れると豪語する私だが、48度を超えるととたんにヤバいと感じる。47度と48度の間には越えられない限界があるのだ。

48.8度…

そう、前田温泉は48.8度もあった。浴槽は大小二つに分かれていて、ぬるい方（大きい方）が48.8度だよ。逆じゃないよ。でもって小さく浅い方はなんと55度もありやがった（失礼、言葉遣いがつい…）。

前田温泉の外観

はい。流石に加水した。無理。そのままではとても入れない。しばし蛇口からじゃばじゃばと。

入口の上に手描きの分析書

脱衣所

ベビーベッド

外観はまるで民家みたいにしか見えない。浴室入口の上部にかすれた手描きの分析書。

簡素な造りの浴室は、下半分が石、上半分は木造。

浴室の天井と時計

お湯の色はモール泉らしい濃い琥珀色で、見ようによっては真っ黒にも見える。においも発行した植物のような揮発してくるモール臭で、一つ前に入った鶴丸温泉よりは淡い。味は薄目の出汁味でわずかに塩味のようなものも感じる。

加水しまくって表面温度が46.5度まで下がったが、まだまだ下の方に熱いお湯が残っている。それをかきまぜかきまぜ入った。本当に熱い。

飲泉用コップ

窓の外に見える温泉タンク

お湯が熱かっただけに、湯上りはとてもさっぱり。そういえば渋い昔ながらの湯治場風の佇まいなのに、ピンク色のキティちゃんのマットがあったのもインパクトが強かった。