白山温泉郷 一里野高原ホテルろあん

岩間温泉 山﨑旅館の姉妹館

[2018年7月のデータ ただし入浴料、営業時間等は2019年7月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント

  • 湯温★★★★☆ 泉質★★★★☆  
  • 設備★★★★☆ 雰囲気★★★★☆  貸切風呂あり

白山温泉郷 一里野高原ホテルろあん 体験レポート

一里野高原ホテルろあんの温泉
一里野高原ホテルろあんの温泉

成り立ちを知らなければどこにでもあるスキー場近くのリゾートホテルだと思うだろう。特別規模が大きくもなければ、飛び抜けてラグジュアリー感が優れているわけでもない。一里野はそんなところで、一里野高原ホテルろあんもそんなところ。

一里野高原ホテルろあんの外観
一里野高原ホテルろあんの外観

一里野からさらに山奥へ分け入った地に、ろあんの姉妹館の岩間温泉 山﨑旅館がある。ろあんの温泉もこの岩間温泉から引いている。

一里野高原ホテルろあんのロビー
一里野高原ホテルろあんのロビー

この岩間温泉は山﨑旅館からさらに離れた場所で湧出しているのだが、それを山﨑旅館を経由してこの一里野まで引いてくるには並々ならぬ苦労があった。

一里野高原ホテルろあんの色浴衣
一里野高原ホテルろあんの色浴衣

現在は新源泉に切り替えているが、一里野から山﨑旅館に至るつづら折りの道路の下に、今も源泉を通すパイプが埋められている。

一里野高原ホテルろあんの蒔

そんなわけでおよそ10キロの距離を温泉は旅してくるが、それをろあんではそのまま掛け流しにしている。

岩間温泉の引き湯パイプ
岩間温泉(一里野温泉)の引き湯パイプ

ただしパイプが地表に出ている部分があるため、温泉の温度も気温に左右される。冬期など温度が下がりすぎたときは加温することもある。

一里野高原ホテルろあんの内湯
一里野高原ホテルろあんの内湯

源泉は山﨑旅館でおよそ40リットルを使用し、残りの300リットルを一里野の複数の宿で分け合う仕組み。この温泉を一里野に引く影には現主人の祖父が財産をなげうつ困難があったわけだが、彼の意思通り地域の共有財産なのだ。

一里野高原ホテルろあんの露天風呂
一里野高原ホテルろあんの露天風呂

ろあんの露天風呂は畳にこだわっている。床に寝転がりながら森林浴と湯あみを楽しむことができるようにと今のスタイルに。

一里野高原ホテルろあんの檜の貸切風呂
一里野高原ホテルろあんの檜の貸切風呂

貸切風呂も岩風呂と桧風呂があり、面白いのは一晩丸々貸切に出来ること。贅沢きわまりない。

一里野高原ホテルろあんの囲炉裏食事処
一里野高原ホテルろあんの囲炉裏食事処

食事処に使っている囲炉裏食事処「弥助どん」もこだわりの一つ。これはご主人一族が実際に使っていた古民家を移築したものだ。

囲炉裏食事処の襖
囲炉裏食事処の襖、もう手に入らないような天然一枚板

それから菜園も作っているし、ヤギとミツバチも飼っている。取材時はご主人が案内してくれたが…

一里野高原ホテルろあんの養蜂設備
一里野高原ホテルろあんの養蜂設備

「子ヤギが生まれたんですよ、春に。えーと、どこに行ったかな」
「あれ?畑の方にいるのは違うんですか?」
「あーっ、脱走している、こらっこらっ」

一里野高原ホテルろあんのヤギ
脱走した子ヤギたち

3匹の子ヤギを追い回して小屋に戻すご主人。すいません、なんかすごくほっこりしてしまった。

一里野高原ホテルろあんのグランピング
一里野高原ホテルろあんではグランピングも可

一里野高原ホテルろあんは取材して記事にしています。特にお部屋に関しては記事の方に詳しく書きましたのでぜひご覧ください。⇒石川「一里野高原ホテルろあん」温泉も囲炉裏もグランピングも!

一里野高原ホテルろあんのロビーと窓

近隣の子連れ遊び場情報

  • 蛇谷自然観察園
  • 白山一里野温泉スキー場(グリーンシーズンはバーベキュー場、ラジコンカーサーキットなど)