子連れ家族のための温泉ポイント![]()
- 温度★★★★★ 泉質★★★★☆ 温度はむしろ冷たい浴槽あり、塩泉なので長湯に注意
- 設備★★★★★ 雰囲気★★☆☆☆ 脱衣所にベビーベッドあり
子連れ家族のための温泉ポイント![]()

神戸の温泉銭湯だけど、中心部からは離れている。だから前から行きたいとは思っていたけど行けるとは思っていなかった。アクセスがネックとなって。

でもこの時は泊まった「湯~モアリゾート 太山寺温泉なでしこの湯」の最寄り駅「学園都市駅」から電車で1本の「大倉山駅」で下車して、19分ぐらい歩けば着くとGoogleマップが教えてくれた。徒歩19分なんてなんのその。機会を逃さず行くしかないね。

あとはマップに従って、車も通れないような細い道を曲がっていく。大きな公園の中も突っ切った。するとこれまで市街地だったのに、川の近くに急に山里のような雰囲気。橋を渡ったところに立つのが「湊山温泉」。入り口は銭湯だが、建物の2階部分などお洒落感がある。


下駄箱も典型的な銭湯の下駄箱だが、やはりどこか洒落ている。階段を上がった2階は有料エリアで温泉図書館喫泉とあるが、それもまた洒落ている。

浴室に入ると縦に長いという印象。そして思った以上にたくさんの浴槽がある。そして床がすでに析出物でさざなみが固まったみたいになっている。これは定期的に削らないとパムッカレみたいになる泉質だ。

お風呂は左側手前から、まず楕円形の一番大きな浴槽があり、中が3つに仕切られている。その一番手前が一部ジャグジーになっていて、真ん中は一部電気風呂になっている。楕円の奥には円形の熱くて深い風呂。

浴室右側はまず手前に非加熱源泉があり、その奥に2つの樽風呂、さらに奥には源泉が出ているが汲む用で飲めないとある湯口。子供のおもちゃも設置してある。さらにその奥にもう一つ白い浴槽がある。これで全部。源泉温度は低く、加熱非加熱あるけど、お湯遣いは全て塩素消毒有りの掛け流しらしい。

まず中央の楕円の浴槽から入る。金属が混ざった緑と茶色の濁り湯は、溢れてくるお湯から既に熱かったのでほどほどにして、すぐに右手前の源泉水風呂に移動した。金属臭がして、じゅわっとしたテクスチャーの源泉はいかにも炭酸水素塩泉らしい味。ここはパイプと内壁の穴から源泉が出ているが、穴はお湯が減った時だけ出るっぽい。

樽風呂はお風呂にありがちな幅広の味噌樽なんかじゃなくて、もう黒ひげ危機一髪みたいな樽よ。これを浴槽にしているのはあまり見ないね。深くて入りにくいから踏み台が置いてある。深すぎて色も黒く見えて本当のところがよくわからない。

次に左側に戻り、楕円の大きな浴槽の中央の電気風呂のところに入ってみる。楕円の浴槽は加熱浴槽なのでおおむね温かい。しかしこれだけ色のついたお湯で電気風呂にしているのも珍しい。

そして一番面白かったのが右奥の白い浴槽。なんとこれ、猫足バスタブなのだ。どっから持ってきたんだ。樽風呂も笑ったけど、この猫足、ほかのお風呂と比べて浮きまくっている。

素材が白いホーローなので中がよく見える。何やらホースが突っ込んでありそこからお湯が出ている。この優雅な猫足バスタブと飾り気のない塩ビホースのギャップよ。
まあ白いホーローも温泉成分で茶色く染まって綺麗とは言わないけど。しかし本当にここは凄かった。泡もめちゃめちゃ多い。おまけにお湯からゆで卵臭がする。ここだけ源泉が違うんじゃないかと思ったぐらい。

浴室はそこそこ賑わっていたけど、ほとんどの人は手前の楕円形浴槽などに入っていて奥には全然来なかったため、自分は猫足ホーローと、その隣の熱くて深い浴槽を一人で行ったり来たり。ここを交互浴するとサウナよりととのいそう。ラストを熱い湯にするかぬるい猫足にするか迷う。
脱衣所には無料マッサージチェアが2台もあった。本当にサービス精神旺盛な銭湯。極楽極楽。

受付で源泉と猫足バスタブについて聞いてみたら、源泉は1本、ただし猫足のお湯のみタンクに溜めずに直で注いでいるから泡が多いのだと教えてくれた。