子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆
- 設備★★★★★ 雰囲気★★☆☆☆
子連れ家族のための温泉ポイント
北海道を5日間ほど子連れでレンタルキャンピングカー旅行をした時に、私はできるだけ沢山温泉に入りたかったけれど、パパは1日1温泉限定と決めた。
そうして最終日、帯広のポロシリ自然公園オートキャンプ場から花畑牧場、幸福駅、富良野のラベンダー畑などを経由して新千歳空港に向かう途中、このままでは最終日は温泉無しになってしまうと焦った私はとにかくルート上にあって気軽に寄れる立ち寄り温泉を慌てて探すことになり、見つけたのが道の駅に併設された「うたしないチロルの湯」だった。
本当は十勝岳温泉凌雲閣に寄りたかったけれども、時間も無いのに延々と蛇行する山道を上るなんて冗談じゃないと一蹴された。
そんなわけで評判がいいとか、お湯がどうとか、何も知らないまま寄った。
結論を言えば、便利な場所にある設備の整った日帰り温泉で、でもお湯はちょっとなぁという感想になる。
チロルという名前だけあって、外観はヨーロッパアルプスをイメージさせる三角屋根。
白い壁に木の色を活かしたこげ茶色のバルコニーを付けてアルプスの少女ハイジ風(チロル地方はオーストリアとイタリアに跨っていて、ハイジはスイスだけどね)。
浴室は何だかやたらと泡の出ているお風呂が多いなぁという印象。ジャクージとか圧注浴とか。それだけ温泉そのものを活かしていないと言えばそんな感じ。
源泉は冷鉱泉で冷たい。
元々は炭鉱で、採掘鉱から湧出しているそうだ。
シャンプーとリンスを分けてあるのは好印象。
お湯に塩素系消毒薬のにおいがきついのは嬉しくない。
無色透明のお湯ですべすべぬるぬるする感触は顕著。かと思うと、きしつきもある。
あとはチロルの湯という可愛らしい名前と裏腹に、大変年齢層が高かった。
特に露天風呂は地元のグループで占領されていて、ものすごく賑やかだった。