登別温泉夢元さぎり湯

子連れ家族のための温泉ポイント

登別温泉夢元さぎり湯宿泊体験レポート

登別温泉地獄園地のようす

荒涼としたワイルドな地獄が広がる登別温泉。旅館だけでなくこの温泉街には気軽に立ち寄りのできる温泉銭湯もあった。「夢元」と書いて「ゆもと」と読ませる。「夢元さぎり湯」は銭湯なので石鹸やシャンプーの備え付けはない。タオルとともに持参して行ってみよう。

さぎり湯の向かいの登別グランドホテル

場所は登別グランドホテルの道向かいあたり。ちょっと道路から下がったところにある。

夢元さぎり湯の入口

入口は小さめながら日帰り温泉か温泉旅館らしさがあるが、ちょっと目を上げるとあれ？と思う。大きなビルで、入口以外はマンションか社員寮のような雰囲気。変わってる。

入口以外はマンションか社員寮のようなビル

実際、中に入ると温泉銭湯部分は1階と地階だけで、他の階には行かれないようになっていた。

入口脇の源泉タンク？

ロッカーは100円でコインが戻ってくるタイプ。ドライヤーは使用料30円。ただしロッカーはコインも入れず鍵を掛けずに使っている人が多数だった。何故か脱衣所の隅に石庭みたいなのがある。それと昔のホテルパラダイスの写真が貼ってある。

夢元さぎり湯の浴室暖簾

浴室は入って左が洗い場、その奥にジャクージとサウナ。右に三つの浴槽が並んでいて、手前から順に明礬泉の目の湯、硫黄泉の1号乙泉の大、1号乙泉の小。湯口がざんばら髪の鬼さん型なの、ちょっと可愛い。

登別温泉の由来

泊まった滝本インにも引かれている1号乙泉は、こすりたてのマッチみたいなにおいに白い粉が舞い上がるのが特徴。底にもたくさん粉状の湯の花が沈んでいて温度はちょうど良かった。

夢元さぎり湯の無料休憩室

目の湯は地獄谷の目の湯から源泉を引いていて、ちょっと熱め、ゆで卵と酸っぱいにおいが混ざっている。はっきり言って少し臭い。目の湯に入った後に1号乙泉に移動するとにおいが感じられなくなるぐらい、目の湯の方がにおう。

夢元さぎり湯のマッサージチェア

あとジャクージがかなりぬるい。だから目の湯と交互に入ると気持ちよい。私は水風呂は冷たすぎて苦手なのでこのくらいがいいみたい。

夢元さぎり湯の有料休憩室

ところで来たときは気づかなかったが、玄関が2ヵ所にあって、自分の靴がなくなったかと焦ってしまった。

帰りがけに見学した登別温泉の焔魔堂