八雲温泉 おぼこ荘

源泉違いの内湯と露天風呂

  • 所在地 北海道二海郡八雲町鉛川622 TEL 0137-63-3123
  • 泉質 内風呂 ナトリウム・カルシウム―塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性中性高温泉)源泉名:町営八雲温泉 鉛川3号井、露天風呂 ナトリウム―塩化物・炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉)源泉名:鉛川温泉5号井
  • 日帰り入浴営業時間 午前11時~午後8時
  • 日帰り入浴料 大人600円、小学生300円、幼児無料
  • 設備等 男女別浴室、男女別露天風呂、休憩所、食事処など
  • 公式サイトURL http://www.h-ffs.com/oboko/
[2022年11月のデータ ただし、入浴料、日帰り受付時間等は2024年1月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆   塩泉なので長湯に注意
  • 設備★★★★☆ 雰囲気★★★★☆ ベビーベッドあり

八雲温泉 おぼこ荘 体験レポート

おぼこ荘の看板

道南の渡島半島でも一番キュッと細くくびれているあたりの岩山「雄鉾岳(おぼこだけ)」。この名前を取って名付けられたおぼこ荘は、江戸時代・松前藩の時代から温泉の湧出が知られていたという。

おぼこ荘の外観
おぼこ荘の外観

元は八雲町の町営温泉宿泊施設だったが、平成元年に業務委託を受けた有限会社ひらたが平成17年に民営のおぼこ荘としてリニューアルオープンさせた。

おぼこ荘の玄関
玄関

ここも濁川温泉 新栄館同様に𝕏でカツさんに教えてもらったオススメ温泉だ。

おぼこ荘の日帰り温泉券売機
券売機

内湯と露天風呂は源泉が異なる。受付時に、今、女湯露天風呂の横で工事だか剪定だかの作業中だから、それが終わって露天風呂に入れるようになったら浴室まで伝えに行くからと言われて入館した。そういうからには、すぐに入れるようになるのかと思った。

おぼこ荘の館内

浴室に入ると先客が一人いた。さらに直後にもう一人来て同浴者は3人になった。しかし先客に話を聞いてみると、あと15分ぐらいで露天風呂に入れるようになるからと言われたのに、既に30分も待っていると。あれれー?

おぼこ荘の浴室入口
浴室入口

気を取り直してまずは内湯を楽しむことにする。削りたてのような鮮烈な金属臭に澄まし汁のような淡い濁り。お湯の中では肌はすべすべと摩擦を無くしてよく滑る感じ。

おぼこ荘の男湯内湯
男湯内湯

味は炭酸水素塩泉らしいじゅわっとした刺激が少し。あとで話を聞くと夫は昆布だしのような味とコメントしていた。

またテーブルサンゴのようなコテコテの析出物が成長しつつあるのも特徴。お湯が当たる所は赤茶色に染まっている。

おぼこ荘の女湯内湯
女湯内湯

さて、露天風呂だが全然入れるようになったというお知らせが来ない。どれだけ遅れているんだ?

おぼこ荘の男湯露天風呂
男湯露天風呂

露天風呂に繋がるドアを開けると、下に向けて階段が続いている。下りてみたが、やはり露天風呂の隣で男性が作業をしているもよう。全然終わりそうな雰囲気が無い。

諦めて他の人は上がってしまったが、自分はどうしても諦めきれず、隙を見て入浴してしまうことにした。北海道は遠いから、ここで諦めたら次にいつ来られるかわからない。もう一生来られない可能性の方が高い。

おぼこ荘の女湯露天風呂
女湯露天風呂

露天風呂は濃い目のオレンジ色の濁り湯。内湯と比べると、錆びや銅が入っているような力強くあか抜けない金属臭。鉄分由来と思われる赤茶色の粒が沢山浮いている。

おぼこ荘の休憩室
休憩室

川が見えるのかもしれないが、身動きが取れず物陰から出ることができなかったのでよくわからない。それでも山と空が見えて開放感は抜群だった。そしてついに最後まで「作業が終わったので露天風呂に入れますよ」という連絡は来なかった。予定より作業が長引いちゃったのかな。

近隣の子連れ遊び場情報

  • 熊石漁港ふれあい広場
  • 八雲町営スキー場
  • 八雲町 木彫り熊資料館