赤澤温泉 流氷と温泉の宿 海に桂田

流氷の海が目前!知床海岸食堂を併設

  • 所在地 斜里郡斜里町ウトロ東361 TEL 0152-24-2752
  • 泉質 ナトリウム・塩化物―炭酸水素塩温泉(低張性中性高温泉) 源泉:赤澤温泉(6・9・10・11号混合)
  • 日帰り入浴営業時間 15~21時(混雑具合で変動)
  • 入浴料 大人600円、子供400、冬期限定流氷露天風呂一人1,080円
  • 定休日 年中無休
  • 設備等 男女別浴室、男女別露天風呂、冬季限定流氷風呂
  • 公式サイトURL https://www.shiretoko-hotel.jp/
[2019年2月のデータ ただし、日帰り入浴に関する情報はは2020年1月のデータ]

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  • 温度★★★★☆ 泉質★★★☆☆  濁り湯なので深さに注意
  • 設備★★★☆☆ 雰囲気★★★☆☆ ベビーベッドの代わりにベンチあり

赤澤温泉 流氷と温泉の宿 海に桂田の温泉動画


赤澤温泉 流氷と温泉の宿 海に桂田体験レポート

流氷の夕暮れ
流氷の夕暮れ

とにかく流氷の海に日が落ちるときの光景がこの世離れしている。まるで別世界だ。刻一刻と変わる空と氷の色。信じられないような組み合わせのグラデーション。地球じゃない星に来たみたいだった。

国民宿舎桂田の外観
国民宿舎 桂田(当時)の外観

2019年の夏に「流氷と温泉の宿 海と桂田」と改名したが、その半年前に泊まったときは「国民宿舎 桂田」という味も素っ気も無い名称だった。いや、一応「国民宿舎」の前に「夕映えの宿」ってついていたか。

しかもちょっと前までは冬期休業だったのだ。今でこそ「流氷」を一番トップに据えているが、冬は流氷シーズンだけ開けてあとはお休みしていた。

桂田のロビー
桂田のロビー

なお、泊まると系列の「しれとこ村」の温泉にも無料で入れる。これも「桂田」に決めた理由だ。一年ほど前にさらに知床の奥まった秘境にある「ホテル地の涯」も買収したのでここのお風呂も入れるらしい。ただし残念ながら「地の涯」は完全冬期休業だ。さもありなん(地の涯の温泉には遠い昔入ったことがある)。

桂田の洋室
桂田の洋室、なお私たちが泊まった部屋は動画の方の和室

昼間見たときは緑色っぽく見えた桂田の温泉だが、夜は茶色かった。濁り具合は夕方寄ってきた「しれとこ村」よりも少し薄い気がする。

桂田の内湯
桂田の内湯

金属臭がはっきりしていて、キシつかずどちらかというとすべらか。入るとどしっと来て、入った感のはっきりするお湯だ。

桂田の温泉は濁り湯

温度は少し熱め適温だが、これは調節次第。女湯のみ脱衣所にシャワールームが2つあって、混んで込んでいるときにありがたい気もするが、ここを使うためには浴室との移動の際に一度体を拭くかバスタオルを巻かないといけないので面倒に感じるかも。

脱衣所の独立したシャワールーム
脱衣所の独立したシャワールーム

浴室にもシャワーはある。しかし浴槽に近いのでしぶきが飛びそう。

露天風呂は男湯の方が目隠しが低いので外が見えると聞いた。女湯の展望はさっぱり。

桂田の露天風呂
桂田の露天風呂

最後に湯口のお湯をすくってみたら、金属臭にプラスして硫黄臭も。へー。あじは塩も入っているが意外に甘くじゅわっとしている。湯上がりの肌は少しカサカサ。

桂田の夕食 桂田の夕食 メインディッシュ
脈絡もなく桂田の夕食

なお、冬季限定流氷露天風呂というものがあるらしいのだが、泊まった年はお休みだったようだ。

女将さん(本来は地の涯の女将さんで冬期のみ桂田を手伝っていた)に伺ったところ、元々桂田のお風呂ではなく斜里の観光協会が所有していて、向こうがその年の設置を決めるとのこと。2018年にはやったが、湯あみ着姿で極寒の中、道路を渡ってお風呂まで移動しなくてはならないなどシチュエーションが過酷すぎて利用者が少なかったそうだ。

知床海岸食堂
桂田の食事処 知床海岸食堂

これを1年遅れでまとめている2020年1月現在もこの流氷露天風呂は公式サイトに掲載されている。果たしてこのシーズンは設置されたのか、ちょっと気になるところ。

知床海岸食堂の窓から見る朝の流氷ウォーカー
知床海岸食堂の窓から見る朝の流氷ウォーカー

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