伊香保温泉洋風旅館ぴのん

子連れ家族のための温泉ポイント

伊香保温泉洋風旅館ぴのん体験レポート

伊香保温泉だけど、場所は石段街から少し離れている。でも黄金の湯（濁り湯）と白銀の湯（透明）の2種類の源泉に入れて、何よりお宿の雰囲気がとても可愛い。プチホテルかペンションみたい。女性向けな雰囲気。少なくともうちの夫は泊まりたがらない。私は好きよ。

ロビー

土産物売り場も洒落ている

そして一人泊できる。一人泊できて、お値段も比較的手ごろ。温泉も黄金の湯に入れる。以上の3つの理由で選んだ。そして泊まってみたら、お風呂は貸切風呂4つで自由に何度でも入れるし、本館であるホテル松本楼の大浴場にも自由に入れるし、食事も凝っていた。非常に満足。

客室（シングルルーム）

食事会場

夕食の前菜

メインディッシュ

デザート

朝食はぴのんとホテル松本楼の朝食が選べるが、ぴのんの中華をセレクト

中華粥

さて、お風呂は貸切風呂4つと書いたが、内訳は黄金の湯が2つ、白銀の湯が2つだ。予約などは不要で、空いていれば中から鍵を掛けて利用できる。部屋のタブレットで空き状況がわかるのでこれも便利。よく考えられている。

客室のタブレットで貸切風呂の使用状況が確認できる

浴室の名前はそれぞれ、黄金の湯が「こがね籠り湯花雛」「こがね籠り湯夢雛」で、白銀の湯が「貸切しろがね藤ウサギ」「貸切しろがね月ノ桜」

浴室に続く通路

黄金の湯の方が人気なのかと思えばそうでもなかった。むしろ白銀の湯の浴室の方が空き率が低かったかも。そういうものなのか。

夢雛の貸切風呂

実際に行ってみると、黄金の湯の2つは、昔は男湯と女湯だったのではないかと思われる。綺麗にしてあるが年季は入っている。そして浴室のデザインが比較的シンプル。

花雛の貸切風呂

白銀の湯は2室とも凝っていて今風にスタイリッシュ。藤ウサギの方は寝湯っぽいし、月ノ桜の方は座湯になっていて、座ると背中からお湯が落ちてくる。カップルで入って、窓を向いて並んで座るといいかも。

月ノ桜の貸切風呂

備え付けのシャワーも白銀の湯の方が凝っていて、オーバーヘッドシャワーがあった。

藤ウサギの貸切風呂

藤ウサギのシャワー

お湯に関しては、本館のホテル松本楼で入った印象と同じで、黄金の湯はにおいはほとんどしないが、味は淡い塩味に少ししぶい不味い味。ただし、味はホテル松本楼より濃かった。お湯遣いがいいのか。白銀の湯の方はあまり特徴が無いが、塩素消毒臭はホテル松本楼より薄かった。。一応、黄金の湯は加温掛け流しとのこと。

そんなんで私の結論としては、白銀の湯で洗ってお風呂の作りを楽しんで、そのあとじっくり黄金の湯に浸かるのがいいんじゃないだろうか。いやまて、普通の人はそんなにたくさん入らない？増してや晩に朝にさらにホテル松本楼の大浴場にも通ったりしない？ええっ？