子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★☆☆☆☆ 泉質★☆☆☆☆ 刺激があるので少し注意
- 設備★☆☆☆☆ 雰囲気★☆☆☆☆
子連れ家族のための温泉ポイント
躑躅の湯に入った後、次に向かったのは碧の湯。
2年ほど前にできたばかりの共同浴場だ。
いや、できたというのは誤りだ。元々あい京という旅館だったところを共同浴場として使うようになったところだ。
草津の19の共同浴場の中では異色と言ってよい。
場所は道の駅 草津運動茶屋公園を過ぎて、草津の中心地に入る前に右に折れて進んだところ。草津温泉ホテルリゾートなんかがある通りを進んでいくと、旅館よりも別荘やリゾートマンションが立ち並ぶ区画に出る。
その中央に五方向に腕を伸ばした小さなロータリーがあって、そこの近く。ロータリーからも見える白い壁の二階建ての建物。小さな旅館か民宿風だ。
この辺は他に共同浴場は無いし、リゾートマンションなどあれば需要もあるのだろう。
もともとが普通の宿泊施設だっただけあり、ちゃんとした玄関や、板張りの廊下の両側にドアや襖がいくつかあるのが新鮮だ。
しかし浴室とトイレ以外の部屋は鍵がかけられていて入れない。もちろん二階にも上がれないようになっている。
廊下の奥に男女別の浴室があり、建物の大きさからすると小さ目の浴槽があった。
玄関に靴が何足かあったので、男湯には入浴客がいるようだったが、女湯は無人だった。
床は石、浴槽の内側と壁はシンプルなタイル張りで、外観や廊下はあまり古さを感じなかったが、浴室とそのデザインは昭和っぽい感じだ。
角に接した壁のところに石の湯口があり、湯面に近い位置から熱いお湯が流れ込んでいる。
湯口からは離れた所に水の蛇口もあるがきちんと止めてある。
小さ目の浴槽に十分にお湯が投入されているので温度はかなり熱かった。
明らかに躑躅の湯より熱い。でもなんとか水を足さずに入れるレベルか。
足先から入るとじーんとしびれる。
ここも刺激的な万代鉱。
旅館あい京だった時代は湯畑源泉を引いていたようだが、現在ここのお風呂に入っているのは万代鉱源泉。
湯気が充満した浴室で手足を伸ばすと、その雰囲気から共同浴場ではなくどこか民宿に泊まってそこのお風呂に入っているようだ。