子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★☆☆☆ 泉質★☆☆☆☆ 泉質は刺激があるので少し注意
- 設備★★☆☆☆ 雰囲気★★☆☆☆
子連れ家族のための温泉ポイント
訪ねたこぶしの湯は小ぢんまりとしていた。
建物は新しくて綺麗だが、通りから見ると入口が横を向いているのでパッと見、外湯に見えなかった。
その入口の横には沢山の花が植えられていて、地域の人たちが大切に使っているのがよくわかる。
ここも他のいくつかの共同浴場と同様、9時から11時半まで清掃タイム。午後3時から9時までは地元の人専用。
脱衣所の貼紙には、ここが地元が何年にもわたり懇願して建設にこぎつけた18番目の外湯であることが丁寧に記載されている。
そんな外湯に入らせてもらえることに感謝しながら浴室に入ると、今まで見た草津の外湯とは違う佇まいに結構びっくりした。
お風呂自体はシンプルなんだけど、浴室のサイズからすると大きな窓が壁一面を占めていて、その奥に箱庭がある。
窓は下の方が既に少しずらしてあって風が入ってくる。
和むなぁ。可愛らしい外湯だなぁ。
比較的新しい外湯とはいえ草津のお湯なんだから、既に湯口の蛇口周りはコーティングも剥げて析出物がついている。
何だか万代鉱源泉のわりにまろやかに感じるのは庭付きの佇まいや浴槽の材質のせいもあるだろうか。
木製のお風呂の縁に頭をもたげて、今回の草津のお湯はここがラストであることを惜しんだ。