子連れ家族のためのポイント
- 温度★★★★★ 泉質★★★★★ 温度は適温
- 設備★★★☆☆ 雰囲気★★★★★ ベビーベッドはないが脱衣所にベンチあり
子連れ家族のためのポイント
「閉館時間まで20分しかありませんが、15分で上がるので入れてもらえないでしょうか!」ぜいぜいと息を切らせながらお願いをした私に「大丈夫です。ゆっくりお入りください」と快く受付をしてくださった管理人さんに感謝しかない。
濁河温泉は思った以上に奥まった場所にあり、車を急がせてもなかなか到着しなかった。この夜は濁河の湯元館宿泊だが、翌日は市営露天風呂定休日、入るとしたら今しかチャンスがなかった。
既に閉館まで30分を切っていたが道路わきの看板にはまだ「本日営業」とあったので、ダメもとで飛び込んでみたのだ。管理人さんはちょうど看板に「本日は終了しました」の札を貼りに行こうと思っていたところだったって。申し訳ない。
ちなみに車を運転していた夫は私を市営露天風呂の前で降ろして少し離れた湯元館にチェックインに行ってしまった。彼はそこまでして入るつもりはなかったので、私には後から歩いて来てねと言い残して。
そんな状況だったからか、お風呂には誰もいなかった。完全無人。この大自然独り占め!
濁河温泉という名前からもっと濁っているイメージだったが、お湯の色はほぼ透明に近く、浴槽内の岩が温泉で染められて赤茶色。
洗い場と露天風呂の開放感は素晴らしい。いーい場所にお風呂があるなぁ。
温度はごく適温でうっすらと金属臭。湯口のお湯をすくうと、こちらはさすがにはっきりした金属臭とともに強くはないじゅわっとした感触がありわりと美味しい。
誰もいないのをいいことに、ざばざばと浴槽を端から端まで横切り森を見下ろす。次の機会があればもっと余裕を持って来てゆっくり入りたい。
約束したので閉館時間前には上がり外に出た。外に出ると駐車場横の塀に取り付けられたドアが開いていて、その向こうに露天風呂が見える。もしかしてあれは!?
さっき受付をしてくれた管理人さんがちょうど男湯の清掃を始めるところだったのだ。お礼ついでにせっかくなのでお願いして男湯も写真を撮らせてもらった。
男湯は女湯より広く、屋根のある東屋もあり雰囲気がずいぶん違う。でも森の景観やワイルドさは女湯の方が上かも。どっちも違ってどっちもいいけど男女入れ替えはないのかな?