玉梨温泉共同浴場

子連れ家族のための温泉ポイント

玉梨温泉共同浴場体験レポート

野尻川を挟んで、八町温泉共同浴場の対岸にある無人の共同浴場。場所が近いので行ったら両方に入る温泉好きは多いと思う。私もその一人。

橋から見下ろした玉梨温泉共同浴場

まず八町温泉に入ってきた後に、玉梨温泉の方に来た。外観は八町よりも殺風景。表示板が無かったら温泉施設だとわからない。

看板

ただし混浴の八町と比べるとこちらは男湯と女湯に分かれているので入りやすいといえば入りやすい。

入口

200円を入れる

ドアを開けると玄関があり、料金箱が置いてあるので一人200円を入れる。それから男女別の脱衣所があり、男女別の浴室がある。

全部の籠が形も色も違っていてアートみたい

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中で男湯と女湯に分かれる

浴室はけっこう注意書きが多いが、それほどうるささは感じず、むしろ馴染んでいるようにも思える。注意書きの目的としては馴染みすぎてもよくないのだろうが。

浴室

浴槽サイズからすると浴室の床は広め。そしてその床は、お湯が流れたところがまるで抽象画の現代アートのよう。

そして浴槽に近づくと…最初は気づかなかったが、表面の1/3ぐらいに油膜が張っているではないか。凄いな。油膜とそうでない部分の境界線がくっきりだ。

油膜が張っているところとそうでないところの境目

そっと油膜に指を伸ばすと、スッとその部分の油膜が消えていく。お皿に食器洗い洗剤を垂らした時みたい。

触れた所から油膜が消える

さらに消える

お湯の温度は44.3度と思ったより熱いが、入るとそこまでの温度に感じない。

浴槽全体

八町温泉に油を足したような印象の温泉で、金属臭が強く肌触りはすべすべとするが、そのあとオイルでコーティングしたみたいになる。味見をするとじゅわじゅわと炭酸に金属味、そこに加えていつまでも口の中がヌルヌルする。

湯口

しゅわしゅわした感じがわかる？

そしてさっき表面に張っていた油膜は、入ると溢れてみんな消えてしまった。少しばかり油のマーブル模様が残っているぐらい。長くは入っていられないほど温まるが、湯上りが爽やかな温まり方をする。

玉梨温泉共同浴場の周辺は鶏が放し飼いになっていた