会津東山温泉 向瀧

国の登録有形文化財の温泉旅館

[2020年9月のデータ(宿泊利用) ただし一部は2021年8月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 温度★★★☆☆ 泉質★★★★☆ 熱い浴槽もあるので注意
  • 設備★★★★☆ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベンチあり、貸切風呂あり

会津東山温泉 向瀧 体験レポート

向瀧の外観

以前、会津東山温泉を訪れたときに、川の対岸にそびえる重厚な伝統的建築の旅館を目にして、いつかあそこに泊まりたいなぁと思った。これが向瀧を最初に認識した日。

向瀧の析出物

コロナ禍のGOTOトラベルが始まった頃、東北旅行を企画して、これまで泊まりたくて予算的に泊まれなかった高嶺の花的な宿に行ってみようかと思ったとき、最初に浮かんだのがこの「向瀧」。

向瀧の廊下と庭園
磨き上げられた廊下と絵になる庭園

ちなみに次に浮かんだのが「不忘閣」で、この時思い切って両方予約したのに、いざその時になったら当時自分が住んでいた東京だけGOTO除外になってしまったのは泣くに泣けなかった。

向瀧の客室

でもキャンセルはせずに出発した。泊まりたかったから。本来の価格で泊まるのは仕方がないとして、同じ日に泊まっている他の人たちとサービスは同じでも掛かる費用は倍かと思うと辛かった(正確には倍ではないが心象的に)。もともとGOTOが無かったら我が家としては高くてなかなか泊まれない宿だったわけだし。

向瀧の庭園

だからといって後悔はしていない。「向瀧」は本当に素晴らしい宿で、温泉はもちろん建物もサービスも料理も一級品。予算以上の満足が得られるのも事実。


「さるの湯」の男湯

「さるの湯」の女湯

特にご主人に取材させてもらって感動して、もともと予定していたRECOTRIPだけでなく、急遽トラベルjpにも記事を書いてしまったため、もうあとここで書くことは残っているかな???

向瀧の温泉暖簾

とにかくお風呂に関しては、「きつね湯」に入ってみてくださいとご主人。「きつね湯」に入っている私のこの肌つやを見てくださいよって言われると実感が籠っている。

向瀧の階段

「向瀧」のお風呂は「きつね湯」「さるの湯」がそれぞれ男女別にあり、さらに「蔦」「瓢」「鈴」の3つの貸切風呂が空いていれば中から鍵をかけて自由に使える。

貸切風呂の入口
貸切風呂「蔦」と「瓢」の入口
向瀧の貸切風呂「蔦」
貸切風呂「蔦」は床がドットのあるタイルで壁は白いタイル

だから5ヶ所のお風呂に入れるわけだが、その中でも特にオススメなのが「きつね湯」なのだそうだ。源泉掛け流しなのは当然として、ここだけ自家源泉100%。無加水で自噴する源泉を動力を使わずに自然流下で浴槽へ注いでいるとのこと。他のお風呂は全部、「きつね湯」に使っている自家源泉と共同源泉のミックス。

向瀧の貸切風呂「瓢」
貸切風呂「瓢」は床がドットのあるタイルで壁は青い濃淡のタイル

その「きつね湯」だが、入ろうとしたら先客が「熱いよ」と教えてくれる。ご主人も熱いよって言ってたっけ。

向瀧の貸切風呂「鈴」
貸切風呂「鈴」は床が白いタイルで壁が青い濃淡のタイル。まあ天井を見ればどれがどれだかわかりやすいんですけどね。

シンメトリーを意識したタイルが美しい浴室で、浴槽は決して大きくない。お湯は無色透明。湯口は析出物が白いアートのごとく主張してくる。

向瀧のきつね湯
そしてこれが「きつね湯」

温度を計ってみたら44.6度だった。語りかけてくるようなお湯は甘い石のにおい。少し滑る肌触り。そして熱いのに湯上りはさっぱり爽やか。そして本当に肌がふっくらすべすべになる。肌がすべすべになる温泉は多いけど、ここまでふっくらと瑞々しい肌になる温泉はそんなにない。

きつね湯の湯口

食事、建物、サービス、そしてご主人のこだわりなどに関しては、記事の方にいろいろ書きましたので、ぜひそちらもご覧ください。
⇒トラベルjpの向瀧の記事 会津東山温泉「向瀧」のこだわりと魅力を深掘りしてみよう!
⇒RECOTRIPの向瀧の記事 会津東山温泉向瀧の口コミはどれも高評価!日帰りNGの福島の温泉旅館

日暮れ時の向瀧

近隣の子連れ遊び場情報

  • 手作り体験ひろば番匠(赤べこ絵付けなど3歳ぐらいから楽しめる、グランデコ雪遊び日記に遊んだ記録有り)
  • 鶴ヶ城(天守閣からの眺めが良い)