子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★☆☆ 温度はぬるめのものもあり、塩分が濃いので長湯に注意
- 設備----- 雰囲気★★★☆☆ おむつ児入館不可
子連れ家族のための温泉ポイント
「龍泉の湯」は検索で探す時に紛らわしい。「龍泉」ならぬ「竜泉寺」の湯という大きなスーパー銭湯チェーンがあるので、いくら「りゅう」の字を「竜」でなく「龍」にしても、いくら「寺」を付けなくても、勝手にお探しなのは「竜泉寺の湯」ですか?と提示してくる。
だから探す時は「龍泉の湯 成田」とか「龍泉の湯 成田市」って付けないとなかなか見つけられない。「成田」じゃなくて「千葉県」だけだと、県内にも「竜泉寺の湯」がチェーン展開をしているので無駄。ちなみにたまたまこの取材の直前に行った取材先は、因縁の「竜泉寺の湯」だ。それも千葉県内の(なお、スパメッツァおおたか竜泉寺の湯ね)。
ここが「龍泉の湯」を名乗るのは、心優しい龍の伝説が伝わる地だから。干ばつ時に人々のために雨を降らせ、そのことで大龍神の怒りを買い、3つに割かれてしまった龍がいたと。それじゃあ大手チェーンと似てしまっても「龍泉の湯」を名乗るしかないわな。
源泉は高張性の強塩泉で、とにかく濃くてしょっぱい。実はこれは自家源泉だけではなく、そこに市内の同泉質の源泉をローリーして足し、さらに地下水(井水)をさらに足しているという。
その理由の一つは加水によって万人が入りやすくしていると。確かに濃すぎればいいというものではないかも。首都圏の海の近くは強塩泉そのものが珍しくないし。
浴槽内では循環しているが、湯口からは新湯を入れているとのこと。常にではなく、溢れて減った時や一時間に一度タイマーで補給している。
透明感のある黄色っぽいお湯だが、本来の源泉はもっと白濁りしているという。また露天風呂の壺湯のお湯がやたらと緑色に見えるのは、お湯に色が付いているわけではなく、壺の内側が青緑色だから。
お湯の感触はヌルつきはしないが軋むこともない。油っぽいモールっぽい少しくせのあるにおい。そしてとにかく濃いので体力は搾り取られる。